▪️マヤシロカブト
Dynastes maya

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メキシコ ホンジュラス


CBF1 ♂91mm(g)【2015年3月15日羽化】
F4   ♀67mm(22.5g)【2015年3月20日羽化】

ギネスサイズ:
野外83.5mm
飼育104.2mm
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▪️2015年9月21日 成虫ペア入手

OZさんにて成虫ペアを購入。

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2003年にヒルスから細分化された本種。
知る範囲では「マヤ」としての入荷は2004年夏の一度っきり。

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頭角の斧状突起が特徴的ですね。

時々「斧じゃなければマヤじゃない」なんてコトを言う方もいますが、
マヤとされる産地の個体でも、中には斧状にならない個体もいます。

この辺の誤認の経緯、書き出すと長いんですが、
『BE-KUWA18号(むし社)』での「ホンジュラス産=マヤ」との記載により、

①以前から安価で出回っていた「ホンジュラス産ヒルス」を飼育していた人が「うちのはマヤだ」と言い張る。(別に間違いではありませんが)
②一部の残念なブリーダーによってカテマコ産などのヒルスも「マヤ」になっちゃう。
③本物・偽物論争で大混乱。
④斧状じゃない「マヤ」の個体のブリードを皆が控え出す。
⑤「特徴的」な個体が残る。
⑥初心者の方:「斧じゃないマヤなんて偽物だー」

ざっとこんな感じ。

詳しく知りたい人は、
『BE-KUWA18号(むし社)』
『くわがたマガジン27号(東海メディア)』
『シロカブト(東海メディア)』
『月刊むしNo.396(むし社)』
『世界のカブトムシ上 南北アメリカ編(むし社)』
このあたり読んでみてください。答えなんて出ませんが。
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斧上突起と同様、
黒色の胸部も特徴とされていますが、ここも個体によってブレるんですよね。

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ただヘラクレスの様な黒色の胸部と、斧上突起がカッコイイ!っていうのはとてもわかるので、
「2004に入荷した個体群の特徴を安定的に持ったマヤです」というのをどうしても表したい場合は、
個人的には「マヤシロカブト (斧タイプ)」あたりの表記が無難かなぁ。
(一部のショップでもそうした動きが見られますが)

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♀。
♂のサイズと比べてかなり大きな♀です。
♀でも幼虫体重70g位いきそーな感じ。

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厚みもあって、手足は短め。

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頭。ヘラクレスの♀とは違って質感が石頭。

ちなみにOZさん、本種でBE-KUWAギネスを獲られています。
ギネス系かどうか聞くの忘れたので今度聞いてこよ〜( ̄ー ̄ )

▪️2015年9月26日 ペアリング〜産卵セット

9月に入ってから餌を食べ始めているということで、
ガッツリ活動しており、やや早めですがペアリング。

ラベルを見ると羽化後半年での後食。おねんね系カブトですね。
(休眠期間とサイクルの話をするとまたヒルス論争の振り出しに戻るので割愛)

ちなみにラベルの孵化時期を見たら2012年12月…嫌なもん見ちゃいましたね(汗)


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ボテ腹+羽開きの♂ですがスムースにイン。
♀の交尾前後の体重は22.5g→23.6gで交尾は成功したようです。

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産卵セットは22.5Lコンテナにテキトーにホムセンで買ったカブトマットを20Lを固詰め。
で同居。





▪️2015年10月1日 割り出し(1回目)

ゼロ。あらら。

▪️2015年10月17日 割り出し(2回目)

ゼーロー↑。あれれ。
 
 ▪️2015年10月29日 割り出し(3回目)

ケースをひっくり返すと、

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チラホラ。
画像でも分かる通り、かなりハッキリした卵室を底面中心に作ってました。

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計21個。やっとスイッチ入ったかな??

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ちなみにですが、割出しでひっくり返したら丁度産卵の最中でした。
残念ながら「シャッター切った瞬間に卵管引っ込んじゃったよ〜」っていう一枚。

腹圧と後脚でマットに卵管押し付けて卵室作ってると思うんですけど、
昔からよく言われているのが「フセツ(足先)で卵室作る」っていう意見。
その瞬間をど〜ぞ激写してほしいもんです。
(ケース側面から足をモゾモゾしているのはよく見るのでそれみて勘違いして広まったんですかねぇ)

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産みたてホヤホヤ30秒くらいの卵。まっしろしろすけ。
 
 ▪️2015年11月4日 割り出し(4回目)
 
13個。
結構上まで固詰めしていますが産んでいるのは底だけ。

 ▪️2015年11月13日 割り出し(5回目)
 
4個。

 ▪️2015年11月28日 割り出し(6回目)
 
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7個。
ダラダラ産んでる感じ。

1回目の割り出し時の卵はようやく幼虫が透けてきましたが、
孵化率はビミョーな感じですね。

同居しているんで何度か掛かっていると思いたいですが、
ティティウスやヒルス同様、♂がマット中に潜っていることが多いので、
もしかすると出会い&交尾回数は少なめかも…。

→サイズの問題もありますけど、常にマット上に♂が出ている種類と、♂がガンガン潜る種類では
 ペアリングの在り方を考えるべきかもな〜。

とりあえず合計45個。
飼育分としては充分ですね〜。