▪️マレーアンタエウス
Dorcus antaeus

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マレーシア キャメロンハイランド
F9

♂82.1mm【2014年12月羽化】
♀49mm(4.8g)【2014年11月羽化】
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WF1 ♀45.5mm(4.0g)【2015年4月頃羽化】
WF1 ♀46mm   (4.0g)【2015年4月16日羽化】

ギネスサイズ:
野外80mm
飼育83.2mm
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▪️2015年10月31日 成虫ペア入手

クレイジーアンテさんから成虫ペアを購入。
BE-KUWAギネス ドルクスマンB血統83.2mmの同腹♂♀のペア。

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良いお値段でしたけど、届いた個体を見て大満足。

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マレーといえば「水かき」。
「内歯」って言えばいいじゃんって思ったアナタ。

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いいんです。「水かき」で。

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マレーといえば「艶消し」。(真上からでも内歯ゴツいっす)

あとは肩口の高さだとか、
他の産地と比べて産みにくいだとか、(個人的にそうは思いませんが)
「アンタエウスの南限!」
だとかのキャッチコピーだとかもあって、

アンテブームの時はすんごい値段になってたようです。
以下に一例をちょろっと紹介。

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1999年の奈良オオNEWS。

「他の産地と比べて数が採れない」という希少性も、
マニアの心をくすぐったのかもしれません。

全盛期の奈良オオさん曰く、
ヒマラヤ系は資金次第で4桁集めることもできるが、
マレーは2桁でも至難の技だったとのこと。

また、専門誌で確認するだけでも
数十人の日本人がマレーアンテを採りに現地へ行かれてますが、
どの記述も「採れない」「採れない」「採れない」。
避暑地なだけあってホテルの街灯巡りが基本なようですが、(ポイントを地図にした書籍が売ってます。)
皆さん口を揃えて♂が採れない。


私も今年、東北でオオクワ採集体験をしてみましたが、
わざわざ愛知から来て、東北の旅館前で一晩中街灯下を見張っていた方とお会いしました。
週末潰して運が良ければ♀が拾えるから来るそうな。
…感覚で言うとそんな感じなんですかね〜。


今年もマレーのWILDの数は少なかったです。数ペアレベル。
マレー便を扱っている業者さんにお話を伺いましたが、
異常気象もあってマレーの虫全般が数採れていないそうです。
ただ、別の業者さんに言わせると、
事実は事実だけど程のいい言い訳で、
現地の人がやる気なさすぎて採ってくれないんだとか。

いや〜いつか自己採集してみたいところですが、
2000年の記事で既に森林開発で生息域減少中とのことなので、
ポッと出の日本人が採集するなんて難しいんだろうな〜。

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ちなみに当時ブリード品でもこの価格です。(2000年)

もっともっと言わせてもらうと、

この値段、「見せ玉(ミセギョク)」じゃないんです。
本当にこの値段で売れちゃう。
欲しくても買えない。
付けたもん勝ちの値札じゃなくて、需要と供給での価格ということ。

アンテブームは昔々のことすぎて伝聞ですが、
(当時は通販で3000円の国産オオ買って喜んでた中学生でした)
当時からバリバリやってたマニアの方曰く、

カタログ見て片っ端から電話しまくってもどこも売り切れ。
関東から関西に掛けてるのに「直接お店に来たら考えてやる」だとか、
「在庫はあるけど一見さんには売りません」って直接言ってしまうような、
殿様商売がまかり通ってた時代だったそうな。

ブーム当時の専門誌見てもみんな広告マレーアンテだもんね。
マレーアンテ専門店というのもあったくらい。

だいぶ話逸れましたけど、
そんくらいマニアを熱くさせたアイドルだったってことです。

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横。

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アンテって手の上に乗せると映えると思うの私だけ???
ドルクスマン血統の中では特段極太という個体でもないと思いますが、
それでも不自然に傾ける必要なんてありません。

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♀49mm。

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血統モノということもあって、「産みが悪い」というのはチラホラ聞く話。
そういうこともあって使用済み♀が、「産卵実績のある♀」として人気なんだそうです。
今回是非とも大型♂と掛けたいのもあってギネス同腹の未使用♀を譲っていただきました。

お値段もあって、
同ラインでの複数メスが用意できなかったので、
アリストさんで確かなWF1の♀を2♀調達。

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この45.5mmと46mmの2♀を追加して、
3♀体制でブリしたいと思います!

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ちなみにアリストさんラインの同腹♂はコチラ。
77mmで中々立派なんですが、お蔵入りです〜。

▪️2015年10月31日 1♀目ペアリング

まずはアリストさんの♀45.5mm(4.0g)とのアウトライン。
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出会って30秒で合体。
ただ時間にして数秒だったので念のためもう1日同居。

▪️2015年11月1日 1♀目産卵セット
 
コバシャ中に産卵一番固詰め。
ナラ材2本 。
カビ生えるのが嫌なんで、マットも産卵木もFeを稀釈して加水。 
セット時の体重4.2g。

▪️2015年11月4日 2♀目産卵セット

緊張のギネス同腹インライン。
ペアリングは11/1〜11/4までクリアスライダーで同居。
♀体重は同居前4.8gからのセット時5.0g。

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セットはコバシャ大に産卵一番、ホダ木2本、Fe加水。

▪️2015年11月18日 3♀目産卵セット

最後はアリストさんの♀46mm。
ペアリングは11/4〜11/18までクリアスライダーで長めに同居。
1♀目も2♀目もケース底に卵が確認できて安心してしまい、
ちょっぴり放置気味になってしまいました( ̄  ̄)

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♀体重は同居前4.0gからのセット時3.9g。
セットは22.5Lコンテナにヒラタノコ一番を20L固詰めのみ。
ド初令からある程度栄養のある餌を食べさせてみたいなってことで、
幼虫飼育用のマットで組んでみました。