▪️マリンドッケヒラタクワガタ
Dorcus titanus imperialis

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フィリピン ボアク島 トリフォス ◯◯山

WILD
♂74mm(8.5g)
♀38mm(2.4g)

ギネスサイズ:
野外94.3mm
飼育100mm

▪️2016年5月 成虫入手

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マリンドッケヒラタ。
昔ながらの外国産離島ヒラタですね。

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太短い顎。寸詰まりの体型。
しっかりとした特徴を持ってるからこそ、
長年コアなオオヒラタファンに愛され続けているんだと思います。
 
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オオヒラタといえばWILDダニ。
WILD買うと「お〜ついてるついてる」っていう、
一種の野外品証明みたいなもんですね。

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離島や特殊産地の虫ってお値段も高いんですよね↓

距離的な困難さの話をしても
ボアク島だと、首都から高速バスでルソン南部の港まで7時間、
船で3時間、さらに採集地の入り口まで3時間、そこから入山という具合。

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フィリピン全土で原生林が少ないそうですが、(意外ですよね)
オオヒラタが棲んでいるのは山奥の原生林。
日本の河川敷でポコポコ採れるイメージとは全く違いますよね。

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険しい山を登っても1日採れて1〜3匹なんだとか。
夜の方が採れそうなもんですけど彼らは昼にしか採集しません。
理由は「夜足元見えないじゃん」だそーな。そりゃそうだ。
ちなみに写真のキャッチャーさんは最高で1日で8匹ほど採ったことがあるそうです。

そして今までに採ったMAXサイズは95mm。
別の産地のキャッチャーさんで102mmというお話を聞いた事があるので、
中々夢のあるオオヒラタでございます。
くっそ熱い島でどうしてそんなに大きくなれるんでしょう…。不思議です。

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馬鹿でかいオオトカゲが出るため、ライフルを持って行くんだとか。

護身用って話だったら危険チック大冒険な話になってカッコイイんですけど、
単純にオオトカゲ捕まえて食いたいからだそうな…笑
ちなみにボアクには反政府ゲリラもいなければマラリアもいないそうです。

採集方法は高い木に登ってウロの中に手を突っ込んで鷲掴み。
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全然違う山の関係ない写真ですけど日本人にはできない採集方法ですね。

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Q「日本の図鑑で見たんだけどやっぱりトガリネズミがいるから木の高い場所にいるの?」
A「俺は見たことないよ。虫に聞いてくれ。」
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これだけ採るのが難しければ値段も高くなるわなぁ。

さらに現地のキャッチャーは虫専門でやっているそうなので、(ホントか知りませんが笑)
元々の採り子のサラリーが意外と高い…(ー ー;)

そこからキャッチャー取り纏め人、現地標本商や、証明書を発行する人、
輸入卸の方、日本での小売店などなど様々なマージンが乗ってくるので、
日本で離島ヒラタWILDを買って数万円するのは当たり前なんですよね。

逆に色々な方が介在しているおかげで、
我々飼育者が日本で楽しく飼育が楽しめるんですけどね( ^_^)
プロの方様様でございます。

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お手製の虫を入れる入れ物も風情があってイイですね( ̄ー ̄ )
 
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ただ末端の採り子になると、虫の知識はあまりないようで、 
何故かタウルスの♂がティタヌスのお嫁さん扱い…笑

話が脱線しました…。
飼育記に戻ります。

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♀。
ちょっとシワってるし、2.4gと軽い♀ですけどなんとか産んでもらいたいですね。
 
▪️2016年5月15日 産卵セット 

持ち腹でコバエシャッター中サイズにて産卵セット。
マットはHRNさんのカブトマット固詰めに柔材2本。 

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74mmでこれなんで95mm超えたら超カッコイイだろうなぁと。
飼育分だけで良いので産卵してほしいものです( ^_^)