▪️2015年6月27日 割り出し 

春に購入したスマトラ島産パリーオオクワガタ。
♀は死亡しており、産卵セット投入から2ヶ月経過しましたので割り出しを実施。

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結果は13頭。程よい数でございます。
材は回収しやすい幼虫だけ回収して放置。
ちなみに今回、産卵セットケース底に複数幼虫が確認できまして、
材からあぶれた感じでもなさそうなのでマットのみのセットでの産卵もいけそうです。
取れた幼虫はGカップ200ccへ。

▪️2015年10月17日 割り残し回収

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前回の割り出し後、放置していた材。
材だけ入れて埋め込まなかったのですが、幼虫の喰いカスで1~2cm床材ができている状態に。

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割ってみるとプリプリの幼虫。
たった3頭ですが追加。
割り残しってラッキー感があって好きです_φ( ̄ー ̄ )
♂も健在。黒虫だけあって長生きしてくれます。

▪️2016年2月28日 蛹化

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蛹化〜羽化ラッシュを迎えているのですが、
良い感じの蛹が見えたので掘り掘り。

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「THEクワガタ」って感じのシンプルな蛹です。
重さは13.1gで内歯は結構あがってます。
70mm行くか行かないかだと思いますが親超えできるかな〜?

▪️2016年5月14日 内歯下がり

続々と羽化中ですが、内歯の下がった個体がいたのでパシャり。
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親は中歯って感じでしたけどこの個体は下がってます。
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蛹もいたのでパシャり。
この2匹だけ棚の最下段の20度前後の低温帯に置いていたのですが、
低温だから内歯が下がったんですかね?

この2頭は材放置回収個体なのでただ単に大きくなれなくて、
小歯化して内歯が下がった可能性もありますが…

色んな歯型が出るので不思議です。


▪️2016年5月28日 羽化個体紹介 

すべての個体が羽化してきましたので羽化個体紹介。
最初のプリンカップ投入後に放置してしまい、
食痕10割状態からの800ccボトルでの1本孵しって個体が殆どです。

①♂70mm(最大個体)

2015年6月27日 G-カップ200cc
2015年9月26日 800cc菌糸(ランバーさんブナ?) 11.5g
2016年2月28日 蛹確認 13.1g
2016年4月5日羽化 内歯上がり

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②♂68mm

2015年6月27日 G-カップ200cc
2015年9月26日 800cc菌糸(ランバーさんブナ?) 9.5g
2016年2月28日 蛹確認 11.8g
2016年3月末羽化 内歯上がり

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③♂67mm

2015年6月27日 G-カップ200cc
2015年9月26日 800cc菌糸(ランバーさんブナ?) 9.5g
2016年3月13日羽化 内歯上がり

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④♂66mm

2015年6月27日 G-カップ200cc
2015年9月26日 800cc菌糸(ランバーさんブナ?) 10.0g
2016年2月28日 蛹確認 11.1g
2016年3月7日羽化 内歯上がり

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⑤♂66mm

2015年6月27日 G-カップ200cc
2015年9月26日 800cc菌糸(ランバーさんブナ?) 10.1g
2016年2月28日 蛹確認 11.0g
2016年3月末羽化 内歯上がり

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⑥♂64mm

2015年6月27日 G-カップ200cc
2015年9月26日 800cc菌糸(ランバーさんブナ?) 11.0g
2016年2月28日 蛹確認 10.4g
2016年3月13日羽化 内歯上がり

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⑦♂62mm(若干赤い&材放置回収個体)

2015年10月17日 ランバージャックブナオリジナル800cc 8.1g
2015年12月7日  ランバージャックオリジナルブナ800cc 13.8g
2016年2月28日 蛹確認 9.4g
2016年3月羽化 内歯上がり(位置は下がるものの前向き)

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⑧♂59mm(材放置回収個体)

2015年10月17日 ランバージャックブナオリジナル800cc 2齢
2016年1月28日  ランバージャックオリジナルブナ800cc 11.4g
2016年5月上旬羽化 内歯下がり

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⑨♂58mm(材放置回収個体)

2015年10月17日 ランバージャックブナオリジナル800cc 3齢初期
2016年1月28日  ランバージャックオリジナルブナ800cc 10.1g
2016年5月20日羽化 内歯下がり

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以上。
金太郎飴状態ですが、微妙な内歯位置とベクトルをお楽しみいただけたでしょうか。

▪️まとめ

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70mmの個体。
若干コクワっぽいですが…(⌒-⌒; )

親が69mmだったので1mmだけですが親超え達成。
飼育個体だからか太さは明らかにWF1のが太いです。

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もっかいサイクル回そうと思っているので以下次回に向けての反省点箇条書き。

・成長はそこそこ早いので最初はプリカに入れずに800ccスタートが好ましい…と思う。
・野外最大79mmに達する虫なので800ccじゃ狭いです。最終瓶は1400cc。
 黒虫ですしあまり過剰なスペースの影響は受けなさそうなのでそれ以上の大きさは必要ないかな?
・菌糸は国産オオ向けの乾燥目の方があっている気がします。
 私は手詰するときはビチャビチャにするので今回なんとなく合ってなさそうでした。(幼虫のツヤや蛹の汚れ具合とか)
・月並みですが材放置の個体は大きくなりにくいのでなるべく頑張って回収。
 (今回2本使ったにもかかわらず1回り小型だったので勿体無かった)
・ちなみに♀は800cc→36mm、500cc→38mm、200ccプリカ放置→32mmでした。500ccで十分かな?
 パリーの♀って野外品のアベレージめっちゃ小さいけど飼育すると割と大きくなるのが不思議です。
・何頭か前蛹で落ちました。昔やったパラワンやミンダナオも顕著だったので、
 何か原因があるんでしょうけど、私は「羽化が下手な種類なんだな」ってことで割り切ってます。
 完全に推測ですけど低温も高温もダメで変態時期は適合温度帯が狭いデリケートな種類??
・幼虫回収数は10で十分。今回最終的には♂9♀3の我が家的には少数飼育でしたけど、
 それでも全部自分で飼育すると多すぎた感があるのと、完全に趣味の虫なので羽化後に捌くのが辛い…。

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野外が79mmってことは80mmも結構現実的な数字だと思うんですよね。
この辺の虫は真面目に飼育している人が少ないので、(但し、ミンダナオ産除く)
ギネス、♀ギネス狙いにも丁度良いかもしれません。

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70mmと特大という訳ではありませんが頭デッカチ2頭身。
個人的にめっちゃカッコイイ。
内歯だったり体色だったり個体差が楽しめる良い虫です。
これは75mmでも相当カッコよくなると思うので次世代のブリードが早くも楽しみです( ^_^)/