▪️ベトナムヒラタクワガタ
Dorcus titanus fafner

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ベトナム イエンバイ
WILD

♀33mm(1.1g)

ギネスサイズ:
野外90mm
飼育90.1mm
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▪️2016年10月30日 WILD♀単品入手

KUWATA横浜にてMGMさんのブースにて購入。


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なんと野外品♀単品がお祭り価格で1,000円。

ベトナム便が入荷した後のイベント参加ということで、
他にもベトナム産のWILD品を複数購入。
今回はほとんどが灯火採集での採集個体とのことでした。

ということでオオカブトの部屋では珍しく、
成虫メス単品での飼育記事スタートです。


▪️2016年11月6日 産卵セット
 
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コバエシャッター中サイズに産卵材1本。
埋込みマットはHRNさんのカブトマットとL3を混ぜたもの。
WF1を羽化させて♂を拝まないことには飼育記事にもできないなぁということで、産卵祈願。
ヒラタだとあんまり産みすぎても困ってしまいますが…。

▪️2017年1月12日 割り出し
 
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幼虫15頭を割出し。
超適量でございます。
採れた幼虫はMT850ccボトルへ。

▪️2017年10月 羽化個体紹介

いや〜、どちらかというと低温気味の環境だったんですが、めちゃくちゃサイクル早かったですね。
割出し時期が真冬ということで、飼育時期が悪かったのもありますが、
ほとんど9月には羽化しちゃいました…。 

たいしたサイズでは無いのですが、ご紹介。

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♂の最大で72mmでした。
MT850cc1本孵し。
というのもMTボトルに入れた8頭の内、オスはこの個体を入れて2匹のみ。
もう1匹は1400ccに交換しましたが★に…。



 
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シャープな歯のギザギザがヒラタっぽくて良いですね。 
サイズは無いですがスラッとしててかっこいいです。

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国産ヒラタ(61mm)との比較。
一目見て国産とは前胸が全く違いますよね。
 
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丁度同じ時期にマリンドッケヒラタも羽化してきていたので3匹並べて見ました。 
ちなみにMT飼育群の♀のサイズは42.5mmが3匹、41.5mmが1匹。
あまり大きくなりませんでしたがヒラタのWF1のメスサイズなんてそんなもんですかね。

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2300ccボトルに7匹タコ飼いしていた個体群からは、
47.5mmと45.5mmの♂2匹と、34~35mmの♀が3匹。

新潟県産の野外品だと50mm弱なら割と大型なんですが、
このサイズでこんなにツヤッツヤということはポテンシャルの違いは明らか。

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ちょっと不完全燃焼気味なのでこれはもう1サイクルですかね。 
(そもそも今回1本孵しのオス1頭という結果なので、記事にするかも迷いました)

72mm×42.5mmを使って累代重ねて少しづつ大きくしてギネス狙うのもアリかも。 

つい先日2017年のBE-KUWAギネス号が出ましたが、
もうどの種も満遍なくレベルが高くなってきていて、
WF1サイクル一発目のラッキーパンチってかなり厳しいと思うんですよね。

個人的にはマイナー系の大陸ヒラタと、オセアニア系ヒラタあたりが狙い目かなぁと。
(逆にノコギリやキクロはマイナーな種類ほどレベル高い気もします) 

飼育ギネスのベトナムヒラタの90mm、メチャクチャでかいと思いますが、
どこまで肉薄できるかなぁってことで継続行ってみようと思います。