今日は送料の話。
去る2017年10月1日にクロネコヤマ宅急便の値上げが行われました。
クワガタ発送によく使う60~80サイズでは140円の値上げです。
(例:関東→関東間 60サイズ 756円→907円 )
労働環境の変化や人手不足などを背景とした27年振りの値上げであり、
日本郵便もまた2018年3月1日付でのゆうパックの値上げを公表しております。
ただ見逃されているのが、同時に実施している割引施策。
集配の効率化に協力する顧客に対しては各種割引が実施されています。
旧来のアナログシステムを利用する顧客には値上げになっていますが、
新システムを利用する顧客に対しては値下げになっているんですね。
これは知らなきゃ損。
ヤフーオークションの昆虫カテゴリなどではまだ一般化していないようなので、
本日は周知の意味を込めて本記事にて紹介します。
(こういう効率化システムって皆が使うようになってナンボなんです。高齢者など一定層の移行は難しいとは思いますがドンドン利用しましょう。)
■クロネコメンバーズ公式ウェブはコチラをクリック
クロネコヤマトの会員制サービスです。会費は無料。
クワガタ愛好家に恩恵がありそうなサービスは以下の通り。
発送側でも受け取り側でもメリットはたくさん。
ぜひ登録しましょう。
1. 各種割引
①クロネコメンバー割
メンバーズ特典の目玉。
予めチャージした電子マネーで支払うことで送料が10%引に。
「BIG」という上位カードを選ぶと送料15%引です。
60サイズ関東間なら91円もしくは137円引。
ただし、BIGは最低でも5万円チャージしないといけません。
(edyやnanaco機能が付きますが、別口管理されており、あくまで宅急便料金用途専用で5万円入金する必要があります。)
私は思い切ってBIG行きました。(落としたら泣くでホンマ)
ヤフオクや余品交換、プレゼント企画などで、
年間100件〜は発送してますので正しい選択なハズ。多分(笑)
普通に実家や友達に荷物送ったりもしますしね。
割引はコレだけじゃないんですね。
下記に列挙する各種割引とコンボ(重複・併用)が効きます。このコンボがエグい。
②クロネコメンバーズ持ち込み割
通常営業所やコンビニに持ち込むと100円引きとなりますが、
メンバーズの場合は150円引きになります。
この時点のコンボで907円が666円 or 620円(BIG)。
③デジタル割
公式アプリやLINEアプリ入力後にヤマト運輸直営店で伝票を印刷すると、 50円引き。
もしくは、自宅のプリンタで伝票を印刷しても50円引き。(送り状発行システムC2)
カラー印刷でA4二枚出さないといけないのでインク代と手間を考えると自宅印刷は微妙かもです。
また公式ではA4印刷後にキリトリセンに沿ってカットする必要があるのですが、
A4のまま切らずに持っていっても対応して貰えます。
ファイリング管理には切らない方が便利です。
この時点のコンボで907円が616円 or 570円(BIG)。
④宅急便センター受け取りサービス
厳密に言うと、クロネコメンバーズは関係ありませんが。
受け取り側が宅急便センターで直接受け取ると54円引き。
↓
①〜④のコンボで907円が562円 or 516円。
半額近くになります。お得でしょ。
400円あったらローソンでLチキ2つと豆乳買えちゃう。
2. その他 サービス
①再配達受付
送料とは関係ない話ですけど、この機能が地味にすごい。
LINE連携することによって、不在票連絡がLINEに入る。
自宅に帰って不在票の現物を見なくてもアプリやLINEで再配達依頼ができるので、
仕事で遅くなって再配達受付時間までに間に合わないって言うのが解消できちゃう。
②宅急便送り状印字サービス
送り主の住所を予め印字した状態の伝票(アナログ伝票)を届けてくれる。
自分の住所を書く手間が省けるのでちょっとした時短になります。
一回の依頼で着払い元払いでMAX10枚ずつ依頼できます。
3日もあれば届きますがドライバーから直接手渡し(書留扱いなのかな?)なのもめんどくさいかも。
③らくらく送り状発行サービス
前述のデータ割引と被りますが、ヤマト運輸直営店に置いてある
ネコピットと呼ばれる自動端末装置で伝票が印刷できます。ネコピット名前がもうかわいい。
私含め字が汚い人にもオススメです。
予めアプリやLINEのウェブ上でデータ登録できるので、
よく送る送り先の記録にも便利です。
④お届け通知サービス
これも便利。
相手の家に荷物が届いたら送り主に自動でメールが入る。
ちょっと高価なものだったり、天候厳しめだったりしたときに安心できます。
一番は受取側から「無事に届きました」の到着連絡ですけどね。
※3/1の仕様変更によりヤフオクでは「受取連絡ボタン」を押さないと
出品者に商品代金が入金されなくなりました。
受け取ったら速やかに受取ボタンを押そう!
その前に入金したら入金ボタン押して。頼むから。
入金ボタン押してくれないと発送ボタン押せないから。
これも皆さんに伝えたかったのね。
最悪14日間経てば自動で振り込まれるようですが2週間のタイムラグはちょっと嫌ですよね。
出品者さんは商品画面の注意文に受取ボタンの話、書いて置いた方が良いと思います。
⑤各種リリースの確認
繁忙期や災害などでの遅延情報が確認できます。
---
いやクロネコメンバーズの話だけでも、
知っていると知らないのでだいぶ違うんですけど、
今日はもう1個あるんですね。
■ヤフネコパック公式ウェブはコチラをクリック
ヤマト運輸とヤフーオークションが連携した配送サービス。
私もつい最近使って見ましたが安い。とにかく安い。
60サイズで同一都道府県内であればなんと486円。
通常907円ですので421円も安い。
さっきのメンバーズ割引の感動どこいったんだよオイ。BIGで良かったんかオイ。
ちなみに宅急便コンパクトで416円〜、ネコポス(旧レターパックみたいなもん)で全国205円。
標本やられる方にも良いと思います。
出品の仕方とか取引の流れは詳しくは公式ウェブを参考頂きたいんですけど、
実際に使ってみると、クワガタ愛好家にとっては難点がチラホラ。
①予め梱包サイズを決めておく必要がある。事後のサイズの変更ができない。
→ヤフオクでよくあるのが同時落札で梱包サイズが大きくなってしまうこと。
中古資材を使うために梱包サイズを予め決めるのが難しい方にとっても難点。
最悪の場合はヤフネコパック発送の取り消し自体はできるので、
取り消して通常のヤマト宅急便着払いで発送し、(この時点で486円が907円になってしまいます)
ホントはダメですけど梱包中に差額分の現金を封筒に入れてあげるのが無難かと。
②届け先住所の変更ができない。
→これが一番きつい。
「この日だったら会社宛、この日だったら自宅に」という指定は一切できません。
営業所で変更してもらうこともできません。
落札者側が落札後に何も考えずに登録済みの基本情報でナビを入力すると詰みます。
詰んだ場合は①と同じルートで解決できます。
尚、ヤマトさんは差額分の取り決めについては出品者-落札者間での協議を推奨してます。
(暗に封筒に入れて送りゃええやん。ということだと思ってます。ホントは現金入れちゃダメだけどね。フリじゃないよ。)
②着払いができない。
→ただ出品者が送料を現ナマで持ち出す場面は無いのでそんなに困らないはず。
あとでシステム利用料から自動で引き落とされます。
大きくこの3つですかね。
あとは多くの方にこのシステムに早く慣れてもらうことでしょうか。
細かいこと言うと着日前日17:00を過ぎるとネコピット操作上は
「翌日着」ボタンが消えてしまいますが、受付の方に言えば翌日着可能です。
あとネコピットの二次元バーコードの読み取り距離は結構離さないと読み取りません。
ネコピット。カードの読み取りは表面右側ですが、
二次元バーコードは筐体の裏で読み取ります。
送り状控えも小さく強度がある紙で出るのがお気に入り。
そのまま閉じれます。
きったねぇ字で伝票届くのと、スタイリッシュに届くのは大違い。
スタイリッシュ大事です。(マシンクワガタ好きだったなぁ)
旧来のアナログ伝票管理、シワになるし、カーボンで手が黒くなるんですよね。
本当はウェブ上で保管期限なく管理できれば良いんですけどね。
---
以上でございます。
出品者側が設定しないと始まらないので
多くの昆虫カテゴリの出品者に周知できればと思いますので拡散希望です。
皆んながやるようになれば送料の概念変わるんやで。この記事で流行ったら私を崇めたまえよ✌︎('ω'✌︎ )
私を含めた出品者側目線に立つと、
落札者の方に送料を負担頂いている限りダイレクトに得はしません。
落札者の方が支払う送料が安くなるだけです。
ただ安い送料の出品者という点でアドバンテージになります。
まぁ喜んでもらえるってだけで嬉しいですよね٩( ᐛ )و
私もヤフオク上で随時導入予定ですので宜しくお願いします。
去る2017年10月1日にクロネコヤマ宅急便の値上げが行われました。
クワガタ発送によく使う60~80サイズでは140円の値上げです。
(例:関東→関東間 60サイズ 756円→907円 )
労働環境の変化や人手不足などを背景とした27年振りの値上げであり、
日本郵便もまた2018年3月1日付でのゆうパックの値上げを公表しております。
ただ見逃されているのが、同時に実施している割引施策。
集配の効率化に協力する顧客に対しては各種割引が実施されています。
旧来のアナログシステムを利用する顧客には値上げになっていますが、
新システムを利用する顧客に対しては値下げになっているんですね。
これは知らなきゃ損。
ヤフーオークションの昆虫カテゴリなどではまだ一般化していないようなので、
本日は周知の意味を込めて本記事にて紹介します。
(こういう効率化システムって皆が使うようになってナンボなんです。高齢者など一定層の移行は難しいとは思いますがドンドン利用しましょう。)
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クロネコヤマトの会員制サービスです。会費は無料。
クワガタ愛好家に恩恵がありそうなサービスは以下の通り。
発送側でも受け取り側でもメリットはたくさん。
ぜひ登録しましょう。
1. 各種割引
①クロネコメンバー割
メンバーズ特典の目玉。
予めチャージした電子マネーで支払うことで送料が10%引に。
「BIG」という上位カードを選ぶと送料15%引です。
60サイズ関東間なら91円もしくは137円引。
ただし、BIGは最低でも5万円チャージしないといけません。
(edyやnanaco機能が付きますが、別口管理されており、あくまで宅急便料金用途専用で5万円入金する必要があります。)
私は思い切ってBIG行きました。(落としたら泣くでホンマ)
ヤフオクや余品交換、プレゼント企画などで、
年間100件〜は発送してますので正しい選択なハズ。多分(笑)
普通に実家や友達に荷物送ったりもしますしね。
割引はコレだけじゃないんですね。
下記に列挙する各種割引とコンボ(重複・併用)が効きます。このコンボがエグい。
②クロネコメンバーズ持ち込み割
通常営業所やコンビニに持ち込むと100円引きとなりますが、
メンバーズの場合は150円引きになります。
この時点のコンボで907円が666円 or 620円(BIG)。
③デジタル割
公式アプリやLINEアプリ入力後にヤマト運輸直営店で伝票を印刷すると、 50円引き。
もしくは、自宅のプリンタで伝票を印刷しても50円引き。(送り状発行システムC2)
カラー印刷でA4二枚出さないといけないのでインク代と手間を考えると自宅印刷は微妙かもです。
また公式ではA4印刷後にキリトリセンに沿ってカットする必要があるのですが、
A4のまま切らずに持っていっても対応して貰えます。
ファイリング管理には切らない方が便利です。
この時点のコンボで907円が616円 or 570円(BIG)。
④宅急便センター受け取りサービス
厳密に言うと、クロネコメンバーズは関係ありませんが。
受け取り側が宅急便センターで直接受け取ると54円引き。
↓
①〜④のコンボで907円が562円 or 516円。
半額近くになります。お得でしょ。
400円あったらローソンでLチキ2つと豆乳買えちゃう。
2. その他 サービス
①再配達受付
送料とは関係ない話ですけど、この機能が地味にすごい。
LINE連携することによって、不在票連絡がLINEに入る。
自宅に帰って不在票の現物を見なくてもアプリやLINEで再配達依頼ができるので、
仕事で遅くなって再配達受付時間までに間に合わないって言うのが解消できちゃう。
②宅急便送り状印字サービス
送り主の住所を予め印字した状態の伝票(アナログ伝票)を届けてくれる。
自分の住所を書く手間が省けるのでちょっとした時短になります。
一回の依頼で着払い元払いでMAX10枚ずつ依頼できます。
3日もあれば届きますがドライバーから直接手渡し(書留扱いなのかな?)なのもめんどくさいかも。
③らくらく送り状発行サービス
前述のデータ割引と被りますが、ヤマト運輸直営店に置いてある
ネコピットと呼ばれる自動端末装置で伝票が印刷できます。ネコピット名前がもうかわいい。
私含め字が汚い人にもオススメです。
予めアプリやLINEのウェブ上でデータ登録できるので、
よく送る送り先の記録にも便利です。
④お届け通知サービス
これも便利。
相手の家に荷物が届いたら送り主に自動でメールが入る。
ちょっと高価なものだったり、天候厳しめだったりしたときに安心できます。
一番は受取側から「無事に届きました」の到着連絡ですけどね。
※3/1の仕様変更によりヤフオクでは「受取連絡ボタン」を押さないと
出品者に商品代金が入金されなくなりました。
受け取ったら速やかに受取ボタンを押そう!
その前に入金したら入金ボタン押して。頼むから。
入金ボタン押してくれないと発送ボタン押せないから。
これも皆さんに伝えたかったのね。
最悪14日間経てば自動で振り込まれるようですが2週間のタイムラグはちょっと嫌ですよね。
出品者さんは商品画面の注意文に受取ボタンの話、書いて置いた方が良いと思います。
⑤各種リリースの確認
繁忙期や災害などでの遅延情報が確認できます。
---
いやクロネコメンバーズの話だけでも、
知っていると知らないのでだいぶ違うんですけど、
今日はもう1個あるんですね。
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ヤマト運輸とヤフーオークションが連携した配送サービス。
私もつい最近使って見ましたが安い。とにかく安い。
60サイズで同一都道府県内であればなんと486円。
通常907円ですので421円も安い。
さっきのメンバーズ割引の感動どこいったんだよオイ。BIGで良かったんかオイ。
ちなみに宅急便コンパクトで416円〜、ネコポス(旧レターパックみたいなもん)で全国205円。
標本やられる方にも良いと思います。
出品の仕方とか取引の流れは詳しくは公式ウェブを参考頂きたいんですけど、
実際に使ってみると、クワガタ愛好家にとっては難点がチラホラ。
①予め梱包サイズを決めておく必要がある。事後のサイズの変更ができない。
→ヤフオクでよくあるのが同時落札で梱包サイズが大きくなってしまうこと。
中古資材を使うために梱包サイズを予め決めるのが難しい方にとっても難点。
最悪の場合はヤフネコパック発送の取り消し自体はできるので、
取り消して通常のヤマト宅急便着払いで発送し、(この時点で486円が907円になってしまいます)
ホントはダメですけど梱包中に差額分の現金を封筒に入れてあげるのが無難かと。
②届け先住所の変更ができない。
→これが一番きつい。
「この日だったら会社宛、この日だったら自宅に」という指定は一切できません。
営業所で変更してもらうこともできません。
落札者側が落札後に何も考えずに登録済みの基本情報でナビを入力すると詰みます。
詰んだ場合は①と同じルートで解決できます。
尚、ヤマトさんは差額分の取り決めについては出品者-落札者間での協議を推奨してます。
(暗に封筒に入れて送りゃええやん。ということだと思ってます。ホントは現金入れちゃダメだけどね。フリじゃないよ。)
②着払いができない。
→ただ出品者が送料を現ナマで持ち出す場面は無いのでそんなに困らないはず。
あとでシステム利用料から自動で引き落とされます。
大きくこの3つですかね。
あとは多くの方にこのシステムに早く慣れてもらうことでしょうか。
細かいこと言うと着日前日17:00を過ぎるとネコピット操作上は
「翌日着」ボタンが消えてしまいますが、受付の方に言えば翌日着可能です。
あとネコピットの二次元バーコードの読み取り距離は結構離さないと読み取りません。
ネコピット。カードの読み取りは表面右側ですが、
二次元バーコードは筐体の裏で読み取ります。
送り状控えも小さく強度がある紙で出るのがお気に入り。
そのまま閉じれます。
きったねぇ字で伝票届くのと、スタイリッシュに届くのは大違い。
スタイリッシュ大事です。(マシンクワガタ好きだったなぁ)
旧来のアナログ伝票管理、シワになるし、カーボンで手が黒くなるんですよね。
本当はウェブ上で保管期限なく管理できれば良いんですけどね。
---
以上でございます。
出品者側が設定しないと始まらないので
多くの昆虫カテゴリの出品者に周知できればと思いますので拡散希望です。
皆んながやるようになれば送料の概念変わるんやで。
私を含めた出品者側目線に立つと、
落札者の方に送料を負担頂いている限りダイレクトに得はしません。
落札者の方が支払う送料が安くなるだけです。
ただ安い送料の出品者という点でアドバンテージになります。
まぁ喜んでもらえるってだけで嬉しいですよね٩( ᐛ )و
私もヤフオク上で随時導入予定ですので宜しくお願いします。
コメント
コメント一覧 (4)
安くなりますか?
初めまして
メンバーズでの匿名配送(ヤフネコパック)の利用はできないです。
元々割安料金が設定されているためです。
いつも役立つ情報を発信いただき、勉強になってます!
1つ質問があるのですが、ヤマト運輸って契約し、空気穴不可などの
条件を満たさなければ配送してくれないですよね。
https://faq.kuronekoyamato.co.jp/app/answers/detail/a_id/3158/k%EF%BD%97/1#1
ヤフオクで生体を配送したいのですが、初めてで何にも分かりません。
SINさんはどのように配送しているのでしょうか。
ぜひ教えていただきたいです。m(_ _)m
RENさん
はじめまして
えー、直接普段使いとなる営業所で確認された方が良いと思います。
私はそうしましたし、特に今のところ問題はありません。
業者さんでもそうですが個別に契約書、場合によっては誓約書(何があってもノークレームの旨)を書かれている方もいます。
「何処どこの営業所で契約してる〇〇さんはこうだった」等、
全国一律で白黒つける問題ではないかと思います。
おそらく良い方で統一されるわけではないでしょうから。