今日はラベル管理、
飼育容器に貼る生体管理ラベルの話です。

■ラベル管理の重要性

標本蒐集家だけでなく、生き虫屋さんにとってもデータラベルは命
種類(亜種)毎の管理、産地毎の管理、血統の管理。
特に余品販売や交換などで人の手に渡る場合に間違いがあってはいけないですよね。

ショップさんでもブリーダーさんでもラベルミス(取り違え)は信用失墜に繋がります。
「あの店はあんな管理してるから違う虫が羽化してくる」
「あの出品者の羽化日はテキトーでプラスマイナス1ヶ月当たり前」
だとか
、結構漏れ聞こえて伝わってしまうように
ラベル管理はその人自身の信頼性に繋がりかねないとても大事な部分です

良くない例として、

・この棚に置いているからヘラクレスだ、

・このコンテナに入ってるからギラファだ、
・この日付だからフォルスターだ、
・この容器だからプラティオドンだ、

なんて無記名無地のボトルやプリカで管理していると
いつか絶対に取り違えて痛い目を見ます。
私はエレファスゾウカブトとマルスゾウカブトの幼虫ラベルが混ざって結局全部自前で羽化させる羽目になったことがあります。

管理手法としては、

・作業を同時進行しない。一回一回整理整頓。(複数の蓋を同時に開けない)
・極力同じ日付で複数の種類の作業をしない。(最悪、デジカメの日付時刻データで付け合わせできる)
・飼育種は1種類1産地のみなど、そもそも混ざる種類を揃えない。
・投入したら都度記入。(オスは左、メスは右に避けて後で纏めて記入なんてやると大体途中でわからなくなります。)

といった工夫に後で助けられることもありますが、
これらはあくまで補助的な工夫であって、
きっちりラベルを貼って管理することが大事だと思ってます。

究極は自分がポックリ死んでも、残された人がわかるようにと思ってます。
(処分しやすいように)

■メインとサブで考えよう

ラベル管理の仕方は人それぞれなんですが、
私の場合ですと、

メインデータ→ブログとパソコンのエクセル、
サブデータ →管理ラベル


という具合にメインサブで分けて考え、
サブとしての容器に貼る管理ラベルは記入が楽なようにできるだけ簡略化してます

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①メイン:ブログ(エクセルデータ)
種名、産地、累代、親サイズ、購入元、購入価格、産卵セット内容、
投入日、餌名、容器容量、交換時体重、所感(印象)など。

②サブ:管理ラベル(区別に必要最低限の事項、都度書き足す内容)
種名、産地(もしくは管理番号)、投入日、餌名、容器容量、交換時体重

という具合。





■サブ=管理ラベル

で、今日は飼育容器に貼る管理ラベルの話なんですが、

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管理ラベルにはこのタイプのシールを使うことが多いです。
貼って剥がせて安くて早くてどこにでも売ってます。
(私は剥がれないようにこの上からセロテープ貼ってます。)

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ガムテや養生テープ、市販ラベル、付箋(セロテープ必須)などを使うこともあります。
他にもショップさんで売られていた際についていたラベルに上書きしたり。

以前はテプラも使ってましたが面倒臭くて、(操作性も悪く遅い)
結局使わなくなってしまうんですよね。

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で大体結局コレに落ち着く。(2度目の登場)

ただ大量に記入する必要がある時はメチャクチャめんどくさいんですよね。
昔 手書きで「ニジイロクワガタ クイーンズランド」って200枚位書いたっけか。

学名を省略したり、(Dynastes hercules hercules→D.h.h)
自分だけにわかる記号にしたり、(クイーンズランド→QL)
日付をゴム印で押してみたり。

でも書き手の字の汚さだったり、(特に忙しい時は殴り書きですしね)
ラベルが統一されていなかったりでスタイリッシュじゃない。

そこで管理ラベル作成にオススメのソフトがございます。

■ラベル屋さん9ダウンロードはこちら

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無料のソフトウェアなんですが、 
これどんなソフトかっていうと、

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コチラ家電屋さんや文房具屋さんに売られているシール台紙(フォーマット)に、

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こんな感じでデザイン、記入をして
(拘りすぎないことがポイントです。)

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枚数の指定の印刷レイアウトをして、

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印刷して終わり。

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で貼って終わり。

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小指の爪の幅くらいしかないシールにきっちり4行〜5行入っちゃう。
ゴマ粒みたいな字でも、印字された綺麗な字なら結構きちんと見えます。

あとは種名のイメージ(ヘラクレス→黄色ノコギリ系→オレンジみたいな感じ)で
差し色をするコトで、パッと見でも区別がつくように。The共感覚。

フォーマットだけ記入して手書きの余地を残したり、

値札にすることもできますので、
KUWATAフェスティバルやBLACK OUTなどのイベントなどに
参加される場合にも良いと思いますよ。
(個人的最強は味のある手書きポップですけどね)

後やっぱりスタイリッシュだと楽しい。
ザックリ言ってオママゴトというかゴッコの世界なんですが、
モチベーションが上がってワクワクしてきますよね。

気になるお値段は、例に挙げた小さなシールの場合で
1シート150片入ったものが10シート(1500片)入りで400円前後(クリックでamazonへ)
高級なものでも800円位です。


最後にですが
どんなに気をつけていても、
皆さん人間ですのでヒューマンエラーによるケアレスミスは起こり得ます。
そこでオススメなのが声を出すこと
なんかもう製造現場のモノ作りみたいな話になってますけどメチャメチャ大事です。

通話やテレビ見ながらだったりのながら作業で
判断能力落ちてる時に作業すると、
「これオスだ〜」とか思いながらメスって書いたりしちゃう。
見て認識して、声に出して確認のダブルチェック。
ぱっと見変人ですけど効果大です。

あとは万が一間違えて人に迷惑かけちゃった時はそこからの対応ですよね。
(どんなに素晴らしいショップさんでも間違いは起こり得ます)
こんなこと私が書かずとも基本ですが大事です。


以上、長くなりましたが
ラベル屋さん9、楽しいですよって話でした。


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勿論、生体管理ラベル以外にも本来の様々な使い方があるので
遊んで見てください( ̄  ̄)

おじいちゃんおばあちゃん、パパママにも喜ばれるかも٩( ᐛ )و