▪️アルキデスオオヒラタクワガタ
Dorcus alcides

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産地:インドネシア スマトラ ジャンビ
累代:WILD
状態:成虫♂82mm(10.1g)♀38mm(1.8g)ペア
購入価格:1,200円

ギネスサイズ:
野外104mm
飼育98.3mm
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■2016年9月6日 成虫入手

HRNさんにて購入。
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アルキデス。
むか〜しから大量入荷している超普通種です。

解禁前の奈良オオのリストでも数百ペア単位で入荷しており、(外国産全般が高価な当時でもSペア5,000円〜)
今でも夏にホムセンに行けば、セアカやパリーオオと並んで売られている超ポピュラー種。
恐らく外国産クワガタの中で日本に一番入荷されたクワガタかと思います。

お値段も安い。
ホムセンでペア1,280円で売られてる位なのだから、仕入れ値はお察し。
1㎤辺りの価格の最安値でもありそうです。
HP版オオカブトの部屋での飼育記事を見たら、88mmペア423円で買ってるみたいです。
アリスト、山崎オオクワ、九州オオクワのネシア便1円出品3大S級妖怪時代。ホントカオスな時代でしたね。


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ただ個性は抜群。
フトヒラタクワガタ、オオズヒラタクワガタの和名通り、
めちゃくちゃ幅広い体型してます。

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この個体は長歯型ですが、中歯型、短歯型とフォームの変異があるのも面白いところ。
サイズに比例しないのが面白いところで
野外便を見ていると「こんなサイズで長歯になんの!?」って個体もチラホラ。

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個人的挟まれたくないクワガタNo.1。
ツヤクワガタの短歯とか、タランドスのメスとかもそーですね。

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横。ヒラタですね。

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メス。
本種は大型個体を出すことが難しいことで知られています。

BE-KUWA飼育レコードの変遷を見ても、
2004年 83.7mm
2005年 88.2mm
2007年 89.6mm
2008年 90.5mm
2009年 98.3mm
と飼育技術の進歩によって更新されてはいるものの、
まだまだ野外ギネスには及びません。(全て長歯型)

飼育人口も多いですし、ダイオウ・アルキデス辺りは
真面目に取り組んでいるブリーダーも意外と多いので、
飼育レコードの98.3mmは野外には及ばないものの半端じゃないサイズです。

私はというと
2003年に虫研で買った時は超小型しか羽化させられず、
2009年は75mmのド短歯型と散々。

今回で無駄に飼育3回目になる訳ですけど、
今の飼育環境で普通にサイクル回すとどうなるのかな〜ってことでゆるゆる挑戦。
特段低温環境ではないんですが25℃以上が当たり前だった時とはやっぱり違うと思うんですよね。

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ということで産卵セット。
コバエシャッター中サイズに材2本をカブトマットで埋め込み。
幼虫採れないと始まらんからね。

昔から高山種なので高温に弱いとか、ブリードが難しいとか言われていますが、
経験上高温だと大きくならないだけでブリード自体は簡単な部類です。
だから今回も大丈夫。多分。

■2016年12月2日 割り出し

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16幼虫。2卵。
飼育分としては最高の数ですかね〜。
採れた幼虫はMT160の850ccボトルへ。
初めて使う菌糸なんですが評判が良いので導入して見ました。

■2017年11月1日 蛹

結局♂幼虫が2匹しかおらず、
2本目のタイミングでMT菌糸が用意できなかったので、
2本目は月夜野きのこ園のelement1400ccへ。

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27.7g。(1本目終了時33gの2本孵し。)
前回21gの蛹で75mmだったので80mm位行くかなぁ〜。

■2018年1月 羽化個体紹介

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結果から言うと80mmと75mmでした。
(やっぱり♂で5~6匹は羽化させないと寂しいです。もう終わり?みたいな。)

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80m。
短歯型なので体長で親超えはできませんでしたが、
ボディの大きさでは一回りくらい大きくなってくれました。
横幅35.5mmと太くはないんですけど、短歯型、メチャクチャ良いです。

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75mm。元気ビンビン。
足の力強すぎて触りたくないです。
メスはMT1本で44mm前後でした。(かなり羽化ズレしました)

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黒色単色ながらも一目で外国産だよねってわかる個性と存在感。

過去のレコードホルダーの飼育コメントを見るに、
幼虫期間15ヶ月〜程度が大型個体の目安なのでまだまだ飼育温度が高いんでしょう。
次回はワインセラーなどで低温にしてのガチ飼育で90mm目標ですかね٩( ᐛ )و