2014年から飼育している南投県合望山産シェンクリング。続き。

■2016年6月〜7月 2世代目 羽化個体紹介 続き

前回の記事で蛹で紹介して終わっていた個体達。

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①♂80mm。2016年6月中旬羽化。ちょい顎太め。

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①♂80mm。斜め45°から。

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②♂80mm。2016年6月中旬羽化。

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②80mm。斜め45°から。

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③♂83.5mm。
結局1サイクル目ではこの83.5mmが最大個体でした。(若干羽パカですが…)
顎伸びてて、頭と胸がでかくて、ケツ小さい。
最大個体でたまたま良いプロポーション引けました。
(体表面は汚いですし、そもそも大したサイズじゃないですけどね)

この個体、前回の記事で紹介していた22.2gの蛹なんですが思ったより体長に出てくれました。
ヒマラヤ系のアンテだと蛹体重の80mmラインって24gくらいなんですけど、
今回飼育してみてわかったのはシェンクは20g程度の蛹でも80mmに到達するってこと。
まぁ薄いし、顎も直線的ですからね。
紹介個体以外にも羽化してますが、
結局80mmUPは4頭で、アベレージは78位でした。

■世界最大のオオクワガタはシェンクだと思うって話

また脱線ネタ。
ブログ執筆にあたり、なんかネタないかな〜と雑誌をパラパラしていたら
2001年のBE-KUWA創刊号での初代ギネスが丁度今回と同サイズの83.5mmなんですね。

ただこの年、雑誌KUWATAのギネスで89mm(生体時90mm)という化け物サイズが認定されておりまして。
ちなみにこの90mmの個体、後日談がありまして
KUWATAフェスティバルで25万円で売り出されて注目を浴びたものの、
売れ残って店舗に置いてたら後日何も知らないアルバイトが15,000円で売っちゃったそうな笑
『KIYORA2号(2002年)』より


この個体は飼育温度も23℃の容量2000ccとのことで、
現在の国産オオクワやグランディスのような血統ブースト無しで90mm。
2001年で90mm。

ただ先日のタイワンオオクワガタの記事でも書いた通り、
1980年代中頃から飼育され続けている古い歴史がある種類ですし、
今まで多くの飼育者によって相当数ブリードされてきているとは思いますが、
トップブリーダーの方達が大型血統を作っていけば、
「10年後の世界最大はシェンクなんじゃないの?」と思うわけであります。

実際に野外最大個体もルカヌスワールド30号(2002)によれば、
台湾大学に93mmの標本があるとのことで、
この話が本当だとすると野外品の世界最大はシェンクリングなんですよね。
って思うとシェンク飼育してみたくなりません?

■2018年8月 2サイクル目羽化個体紹介 別系個体入手

すんごい飛びましたけど、
2017年に♂79mm×♀46mmを使用して産卵セットを組みまして。
2018年7月頃に羽化したのがこちらでございます。

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♂67mm。

…93mmとか90mmの話をして煽っておいて大変申し訳ないんですけど、
割り出しもろくにせずに放置して、
やっと割り出した個体をエレメント800ccに入れて更に放置してたらこんなんなってました。
再々の言い訳で、いろんな種類の記事でも書いてますけど色々と私生活でバタバタしていた時期でして…。

エレメントって鬼放置すると最後水が溜まって水没するんですよね。
よく生き残ってくれたなとm(_ _)m

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残すはさっきのオスと、この42mmのメスのみになってしまいました。

ということで6月に別系個体を購入しておりまして。
(元々累代がCBってところが少し引っかかっていたのでこれで晴れて次の世代からCBF1!)

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オス83mm。
HORN'Sさんで購入。大型血統らしい。

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ペアで4,000円だったんですけど、
メスの追加が1,500円だったので1♂2♀での購入。♀46.5mmと46mm。
オスもメスも2018年5月羽化。南投県産。

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うん、やっぱシェンクかっこいいですわ。

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♂83mmと♂67mm。
小型個体も大型個体も形はそんな変わらないんだけど、
やっぱり80mm超えてくるとかっこいいですよね。

80mm超えててもペア3,000〜4,000円位ですしお手頃!
(高く売れないのもあって真面目に飼育する人が少ないのかもしれませんが)

そしてHORN'Sさん安定の安さよね。
振り返ればHORN'Sさんで虫買い始めて17年目。
多分認識は一方的ながら長い付き合いです。

先ほど久しぶりにホームページを見たら安定のHOR'NS感溢れるホームページで安心しました。
時代は阿部寛のホームページよりHORN'Sやで。

あと凄いどうでもいい話なんですけど毎回取引&振込の時に「兵藤烈」って名前メチャクチャかっこいいって思いません?

…また脱線しました。

■2018年8月28日 産卵セット

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若干早掛け気味ですが、メスはかなり前から餌を食っていて、
オスも最近ガッツリ食っているので♀46.5mmと同居でセット。
HORN’S×HORN'Sライン。
中プラケに材一本でカブトマット固詰め。

この後、♀42mm(自分のとこのやつ)、♀46.5mmにも掛けていく予定。

また小話なんですが、
既に飼育している種類で新しい血統を導入する時、
今までの血統の血も半分残したいと思うのは私だけじゃないはず。
本当はサイズ的には思い切って完全に乗り換えちゃった方が良いのかもしれませんけど。

コレ私は勝手に「鰻屋のタレ累代」と呼んでます。
例えたいした実績の出ている血統じゃなくても愛着のある血統を
継ぎ足し継ぎ足しでサイクルを紡いでいく感がいいんですよね。
鰻屋のタレ心理、わかってくれると嬉しいです。