20年弱掛けて 集め続けてきたカブクワ本。
図鑑系、飼育本系、自伝などかなり集まってきました。 
あまり知られていない本でも面白いのもあるよってご紹介です。
一部前回の紹介記事と被るんですけど、フルコンプリート記念で画像取り直して再紹介してます。

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去年の時点のクワガタ用本棚。
クワガタ雑誌は全てをフルコンプ。
重すぎて床抜けそうです。

ということでまずはクワガタ雑誌から。

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◾️BE-KUWA
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もう解説の必要ないですね。
全盛期の発行部数は18号で21,000部、(『月刊むし500号』より)
クワガタ雑誌のTOP。というかもうBE-KUWAしかありません(笑)

今は一体何部売り上げているんでしょうね〜。
全盛期は書店に普通にBE-KUWA置いてあることも多かったんですけど、
最近またちょろちょろっと普通の書店でも見るようになってきました。
ちなみに大手のマット屋さんに見学に行った際に聞いた話では、
2014年頃から飼育人口が増えて盛り上がってきているとの話でした。
きっとBE-KUWAの売り上げもV字回復してきているのかなぁと思います。

BE-KUWAが4冊出ると1歳年をとるわけなんですけど、
7号から買い始めて今の時点で69号。そりゃ年とるわ。
100号と言わず200号まで続くことを祈ってます。私、還暦すぎちゃうけど。 

◾️台湾版BE-KUWA
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基本的に日本版BE-KUWAの記事の寄せ集めなんですけど、
一部、台湾の方が書いたオリジナル記事もあって面白いです。
BE-KUWAで一旦和訳が頭に入ってるので意外にスラスラ読めます。
中国語の勉強にも最適です( ̄ー ̄ )
アンタエウスって中国語で書くと安達祐実っぽいよね。


◾️月刊むし クワガタ特集号
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クワガタ雑誌の走り。
BE-KUWAは後発組って思われている方がいるんですけど、
そもそも月刊むしあってのクワガタブーム、クワガタ雑誌ブームな訳で。

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小ネタ。
11号は本来「理想のオオクワガタ」が表紙なんですけど、
お遊びで「究極のダメオオクワガタ」が表紙になった号が少数あります。
激レア本として時折オークションで高額で出品されてまして、
買おうか迷ってたんですけど、
なんと2018年末の月刊むし無料配布で頂けました。
本当にありがとうございますm(._.)m

◾️月刊むし
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もちろん通常の月刊むしにもクワガタ関係の記事はありますので、
目次集を買って興味ある号をついばんでみたり。

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特に節目節目の号、400号、500号めっちゃ面白いです。(プレミアついてますけど)
むし社の歴史だったり、
昆虫雑誌の歴史だったり。
解体虫書(後述)もそうですけどそういう裏話や昔話が好きなんですよね。

◾️KUWATA
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KUWATAフェスティバルのKUWATAです。
ひょっとしたら若い方はKUWATAのイベントは知っていても、
雑誌だったってことは知らない方も多いかもしれません。
以前の記事でも書きましたがBE-KUWAとKUWATAが2大巨頭。
プロの商業雑誌として体裁を成していたのはBE-KUWA、KUWATA、趣味の昆虫位だと思います。
未だにKUWATAギネスで現在のBE-KUWAレコードに負けていない種類もあったり。
あと何年で全て塗り替えられるかなぁ。

◾️KIYORA
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KUWATAの同人誌的な何か。
裏雑誌だからできる生々しい虫屋の裏話が面白い。

◾️くわがたマガジン
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一応巻頭特集もあるんですけど、
アマチュアの方の実験報告なども多く載っていて、
昔の個人ホームページ見ている感じで面白いです。
そういや昔「グリーンのニジイロクワガタは低温飼育で作出したもので、血統というのは嘘」
っていう方がよくいたんですけど、読み返して見るとそのトンデモ論はくわマガ発祥だったんだなぁと。


◾️昆虫フィールド
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驚異の92冊。
クワガタ雑誌の「こち亀」的な存在。(BE-KUWAが抜くのはあと6年位かかるのかな?)
初期はゲンゴロウやセミやトンボなど、
「昆虫」フィールドの名の通り、クワガタ以外の昆虫全般の記事も多かったですが、
いつのまにかクワガタ専門雑誌になってましたね。
んで、いつのまにか廃刊(休刊?)

巻数も多いですし、初期の号は発行部数が少ないレア本なので
今から全冊コンプリートするのはかなり難しいと思います。
というか自分以外でコンプリートしてる人見たことないです。

◾️趣味の昆虫
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編集や紙面のレイアウトは一番。
今読んでもやっぱり面白いしムッチャクチャお洒落。
コアなマニア向けというよりも裾野を向いて作られている雑誌。
15年前の雑誌なので古新聞ではありますけど、
初心者にオススメな1冊はもしかするとこの趣味の昆虫かもしれないです。

別冊の世界のクワガタ大図鑑。
検索かける時に『世界のクワガタムシ大図鑑(むし社)』と間違ってすげー紛らわしいのね(笑)


◾️Breeder's
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この雑誌も中々集めるのが難しい 希少度★★★☆☆位のレア種。

…中身はすげーコメントし辛い。
前回のカブクワ本紹介の記事見たら「右開きのくわマガ」って書いてあって我ながらなるほどなぁと思ってしまいました(笑)

◾️エレガントビートル
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こちらも希少種★★★☆☆。
2号に至っては★★★★☆かも。
アンテへの情熱が伝わってくる雑誌です。

◾️ルカヌスワールド
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コンプリートに最後まで掛かったのがルカヌスワールド。
初期の一桁台のバックナンバーはレア度は★★★★★かも。
岐阜県の古本屋に奇跡的にたまたまあったんですよね。

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インパクトある2号の表紙。
初期の方が内容も面白いですね。
昔の本ながらのおおらかさで採集ポイントも結構詳細に…。
特にアフリカ産ハナムグリについてはマラウィ周辺のポイント地図、
採集ができる農場の名前までかなり詳細に載ってます。

◾️INSECTAトップ
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レア本繋がり。
★★★★★★。
水沼生物研究所発行、1989年〜。

前回の記事でも
当時のクワガタ屋さんは講談社や双葉社の子供向けクワガタ図鑑で同定してたよって話をしましたが、
その時代に愛好家向けにその図鑑の間違いを指摘されていたり。
(逆に「やっぱり子供向け図鑑すげー」ってエピソードでもあるんですけど)


◾️クワガタムシ、クガム
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虫研の本。

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特にKUGAMU総集編、
今読んでもめちゃくちゃ面白いと思います。いや、今読むからこそ面白いのかも。
吉田賢治さん、やっぱ天才だわと。

一冊3,000円位で保存用、熟読用、トイレ本と集めていたら、
馬喰町のインセクトフェアで、他の虫研本と抱き合わせで7冊2,000円で売ってて超ショックでした笑


◾️採集と飼育
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長く続いた昆虫雑誌ですが、当時の分類とかも興味深いです。
あんまりこういうこと書くのもなんですが、
この雑誌、エグいくらいに採集ポイント載ってるんですよねd(^_^o)絶対に中身公開しちゃダメよ。

と言ってももう存在しないポイントや、枯れてるポイントも多いですし、
そもそもこの本自体が手に入らないので本の紹介はセーフということで。

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↑ここまで雑誌。
↓ここからその他。

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◾️大図鑑
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大図鑑。
もはや語ることない位の必須アイテム。

高いっていうけど、高くないから!
情報はお金で買うもんだから。

価値観は人それぞれですけど、
背伸びして高い生き虫買うより、
高い図鑑やカメラ買っといたほうが幸福度も実用性も高いと思うんですよね。


◾️月刊むし ブックスシリーズ
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普通に読み物として面白いです。
私が小学生だったら読書感想文は熱帯雨林のクワガタムシだねうん。

◾️初めて飼うクワガタムシ、オオクワガタ
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入口本。
500円シリーズもそうだけど、
むし社さんはこの辺のターゲット別戦略を実行しているのが凄いと思う。
一般企業のマーケティング的には当たり前のことかもしれないけど、
虫の世界でって考えた時に本でもショップでも、
当たり前のことを当たり前に実行できる人的資源や行動力、経営体力ってすごいと思うんですよね。

◾️解体虫書
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自伝本。
読み始めたら止まらない。
この本も恐ろしいプレミアついてますけど、是非どこかで入手して読んでほしいです。
元祖高桑正敏の解体虫書、欲しいけどプレミアつきすぎて手が出ません↓

◾️ハイボルテージ
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採集記事本。
あまり採集をやってなかった時って
クワガタ雑誌の中の採集記って読み飛ばしてたんですけど、
採集やるようになってから知ってるポイントが出てきたり、
点と点が繋がるようになってくると、
(伏字になってたりボカしてあってもわかるようになってくると)
人の採集記がメチャクチャ面白いんですよね。

◾️台湾クワガタ図鑑
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台湾本って結構あるんですけど、この図鑑はめっちゃよくできてる。
当たり前っちゃ当たり前ですけど、日本のクワガタ図鑑よりも詳しいです。
英語ができても英文のクワガタ図鑑はやっぱり読みにくいし、
日本と同じ漢字文化と言ったって中国語読みにくいのに(簡体字になってて実際お互いに全然読めない)
なんでクワガタ図鑑の中国語って読めるんだろうね、不思議です。
中国語専攻だったので基本がわかるのも勿論あると思うんですけど、多分そんなの関係なく誰でもクワガタ屋さんなら読めると思います。


◾️クワガタ飼育読本
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「初心者に1冊だけ薦めるなら」ってテーマで時々妄想するんですけど、
よくまとまってるのはこの1冊だと思います。
と思ってよくみたらこの本も「趣味の昆虫」と同じエイムックのえい出版なんですね。
やっぱ本のプロは違いますわ。

◾️世界のクワガタムシ 生態と飼育
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この本も完成度高い。
というか野外生態や現地環境を知る上でかなりお世話になっている本。
引用資料の紹介がきちんとされているので、そこから掘って詳しく調べるのも便利。
小ネタだったり豆知識だったり、ブログとか書いてる人にはホントおすすめだと思います。

この際言うけど引用元の紹介もせずに、ググったショップや他人様のHPやブログ情報だけで、
「〜らしいです」で不確かな情報や誤情報を垂れ流すブロガーやユーチューバーはアルキデスに乳首挟まれてくれ。
アフィリエイトありきでやってる場合は両乳首いってくれ。

◾️博物館の特別展記念本
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 各地の昆虫館や博物館が出している本も中々面白いです。
一番右の本なんかメッチャクチャ内容濃い。
この本でしか見たことないようなマイナー種も載ってます。
この類だとアンタエウスの本が結構出回ってますよね。

◾️世界の珍奇クワガタムシ
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大図鑑(6)がある今存在意義薄れますけど、
当時のマニアの方曰くこの本で紹介されたマイナー種は結構衝撃的だったようです。
当時はネットとか発達してないしね。

◾️コレクションシリーズ
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スタッグビートル2ってあるからさ、
スタッグビートル1をメッチャ探してたんですよ。
ある時昆虫関係の書籍に強い書店に電話して聞いたんですけど、
まさかの1は未発売っていう(笑)

その思い出が強烈すぎるんですけど素晴らしい図鑑です。
 
◾️ヤンバルテナガコガネ
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ヤンバルテナガコガネについて詳しく載っている本。
飼育下の写真とか詳しく載ってる本なんてこれくらいじゃないのかな。
一般の古本屋でもプレミアがついてる本で、
せどり屋(本の転売屋)さん達の間でも有名なお宝本だそうです。

◾️ヘルクレス
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1984年。
小学館の子供カラー文庫シリーズ。
生まれる全然前ですけど現地の生態ギッシリ。
同シリーズにゴホンヅノカブトがあるんですけど探しても探しても見つからないんですよね。

◾️懐古本
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同世代の昆虫博士→クワガタ屋さんになった人間に見せれば、
涙を流して失禁するかもしれない思い出の一冊達。

私にとってのレジェンド本は『学習漫画カブトクワガタ』(集英社)。
『クワガタムシ』(小学館)と2大派閥に分かれると思うんですけど、
どちらも公民館で何回も借りて読んだっけ。

◾️その他
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紹介し切れない分もまだまだあるんですけど今回はこの辺で。

…本だけで諭吉でAKB48が組めるくらいは軽く逝ってますけど、
知識は財産だってことで、計算したら負けだと思ってます。