2015年にプラネットオブビートルさんより購入したミラビリスノコギリクワガタ。
WILD個体のブリードに成功し、今回の記事はWF1世代のブリードから。

◾️2016年9月20日 WF1産卵セット

 前回の記事で紹介した2016年4~5月に羽化した3ペアは販売し、
その後 夏に遅れて羽化してきた♂と余った古い♀を使ってブリードすることにしました。 

ちなみにこの時販売したWF1個体の落札価格は63mmペア3,500円、62mmペア3,200円、58mmペア2,800円。
親のWILD個体が2ペアで5,500円での購入でしたので、当時は割と良い値段で落札して頂けたなぁと思いましたね(^_^*)
…今では考えられない破格ですが、たった三年前の話なんですよね(笑) 


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…セットする時にとりあえずゼリーに頭突っ込ませとくの私だけじゃないはず( ◠‿◠ )
メスは2016年2月羽化で、大体雌雄の羽化ズレが5ヶ月位。
フセツ欠けも出てきているのでブリードは少し厳しいかな??

サイズは♂61mm、♂51mm、♀36mm、B♀34mm。
羽化ズレもあって、元々販売するクオリティにはちょっと…という個体達なので、
中プラケに2ペア纏めて突っ込んでおくだけのやる気ゼロセット。
材はコナラ材で、今回は転がしではなく埋め込み。
普通のノコギリセットです。

本来はペアリングして交尾目視後に♀だけ産卵セットに投入が理想と思います。
今回はオスの後食が確認できておらず、メスが死ぬのが先か、オスが使えるようになるのが先かという具合で、
気にかけてちょくちょく確認してやることもできなかったので、敢えて纏めての投入です。

◾️2016年12月19日 割出し(WF2幼虫確認)

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幼虫4匹と卵5個。
産卵セットから3ヶ月経過後の遅めの割出しですが産み始めたのは最近のようです。
数的には物足りないんですけど、産むと思っていなかったので満足であります( ◠‿◠ )

◾️2017年8月〜9月WF2羽化、12月別血統入手

WF2世代は1♂2♀が羽化。
結局割出し後に投入した800ccのマット1本孵しで、
♂61mm(9/17羽化)、♀37mm(??羽化)、♀36mm(8月末羽化)と
WF1世代と似たような小ぶりサイズでした。

そこに別血統の2♂と、

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別血統の♀33mmを入手。

◾️2017年12月25日 3世代目 産卵セット

産卵セットは1ペアずつの2セット。

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中プラケにカワラ材2本とコナラ材1本。

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大プラケにカワラ材3本とコナラ材2本。

◾️2018年2月15日 試し割り

軽く割ってみたところ1匹だけ幼虫が。
1匹だけ飼育してもなぁということで、
ちょっとハマっていたチビレコード狙いに90ccカップへ。

◾️2018年6月7日 割出し

産卵セットから半年経過の放置(-.-;)
暫くバタバタしていたのもあり、採れていないでしょってことで完全放置しておりました。

一時WILD入荷が途絶えてしまったこともあって、
「ミラビリスってまだ飼ってますか?」的な問い合わせを結構頂き、
あぁセット片付けなきゃなぁという具合で割出し。

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ありゃ。幼虫出てきた。
カワラ材での材飼育状態。

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幼虫が9頭。
飼育している感ゼロでしたので、棚からぼた餅気分。

3齢になってしまっており、大型は期待できないなぁと思いつつも
ちょうど作成していた自作マットの1500ccへ単独投入。
 
◾️2018年9月 ちびレコードならず(笑)

ミラビリスノコギリのBE-KUWAちびレコード、

2012年 36.3mm
2015年 27.3mm

と変遷している訳ですが、(ちなみに野外最少記録は35mmとされてます。)
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32.5mmでした…orz

ちびレコード狙って外した時って喪失感半端ないすね。
何やってたんだろう自分みたいな。

たまたま2017年のちびレコード狙いが全部レコード獲れたので、
今回も勝手に獲れるもんだと思い込んでおり、地味にショックでございます(-.-;)

◾️2018年10月〜11月 4世代目羽化

6月に遅めの割出しから1500ccに投入していた個体群。
ほとんど羽化ズレすることなく羽化してくれました。

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62mm。(2018年10月29日羽化確認)

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64mm。(2018年11月中旬羽化確認)

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 63mm。(2018年11月26日羽化確認)

メスは10月に3匹羽化してきまして、33mm〜34mmでした。
オスメス共に思ってたよりまともなサイズで羽化してくれたかなぁと。

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今期最大の64mm。
こうしてみるとやっぱりかっこいいんですよね。
大きな個体ではないのですが何気に自己記録(笑)

こうして記事にして見返してみると放置放置の連続で
「ベストを尽くした」って飼育は結局一度もできていないんですが(汗)、
おそらく私が真面目に飼育したところでレコードの75.9mmどころか、
70mmUPすらできなさそうかなぁ。

「次飼育したら何mm出せそう」って全く根拠の無い感覚あるじゃないですか。
今回も謙遜している訳でもなく、なんとなくの感想ですが、
ちょっとミラビリスは自分には特大出せる気がしないですね。そんな相性の虫。

市場価格が高騰していることもあって、

62mmペア15,500円
64mmペア23,500円(チビ♂オマケ付き)
63mmペア20,500円

で落札して頂けました。
落札者の方々、ありがとうございますm(_ _)m

今回手放したら次いつ飼育できるかもわからない貴重な種類ですし、
羽化時期も良い感じに揃っていたので飼育継続するか非常に迷ったのですが
この市場評価をして頂けるのであれば、
売れたお金でネブトクワガタを買った方が私にとっては幸福度高いかなぁと。

ということでペアは全部売却。
無事にネブト資金となりましたとさ。


◾️2019年1月上旬〜 残りの3♂羽化

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残りの3オスも羽化。
まだ完全に固まってはいないと思いますが左から62mm、62mm、59mm。

ちなみに露店掘りや人工蛹室に入れた個体は蛹体重を測っていたのですが、

9.0g→62mmB
8.3g→62mm
7.6g→64mm
7.3g→62mm
6.7g→59mm

という結果でした。
綺麗に比例しませんでしたがノコギリは体型の幅が広いですからね。

◾️2019年1月 4♀入手

…え〜、自分でも予想外だったんですが続きます。

オス余りで飼育終了だなぁ〜なんて思っていたら、
羽化時期ドンピシャの別血統の4メスを入手できましたm(_ _)m

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しかもミラビリス資金で購入した外国産ネブト数種(から採れた幼虫)とのトレード。
ミラビリス→ネブト→ミラビリスという永久機関みたいな状態ですが、
こういう「わらしべ長者的な楽しみ」もブリードの醍醐味なのかなぁと。
(前にもどこかのページでこんな話したと思います。が、思い出せない。)

思いがけず せっかく頂いた機会。
今度こそ70mmUPを目指して頑張りたいと思います(^-^)
(ついでにチビレコード)


…いやぁ、絶えそうで絶えない虫っていますよねぇ。
WILD個体から数えれば次のブリードで採れる幼虫で5世代目。
アフリカノコギリって難しいイメージありますけど案外続いてるなぁと。
「鰻屋のタレ飼育」でどこまでいけるか、頑張ってみます(^-^)