マリンドッケ産ラエビコリスツノヒョウタンクワガタ。
2018年4月羽化のWF2世代〜WF3世代の蛹化まで。
◾️2018年8月10日 産卵セット
一時は80匹強の成虫がいたのですが、
地道に販売したり、友人知人に配ったりでなんとか残り28匹まで減らせました(^_^*)
羽化後4ヶ月程経過しまして、これ以上は捌きにくいなってことで、
残りは2セットに分け、まとめて産卵セット組んじゃいました。
セット①。
コバエシャッター中サイズに産卵材2本完埋め、カブトマット硬詰め。
ラエビコリス成虫10匹に、
餌としてベトナムヒラタ幼虫10匹。
表面はコバエ繁殖防止にカラッカラの粗オガマット。
セット表面に熟度の浅い乾燥したオガマットを敷くの、コバエ繁殖防止に結構オススメです。(くぬぎ純太君とか)
コバエって防止策を講じていても不織布フィルターに産卵管突っ込んでマット表面に卵落とすんですよね。
表面が乾燥していると卵が孵らないですし、もし発生してもコバエの繁殖サイクルが遅くなるので爆殖が防げます。
セット②。
コバエシャッター中サイズに産卵材2本ほぼ完埋め、カブトマット硬詰め。
ラエビコリス成虫18匹でハムナプトラ。
餌としてベトナムヒラタ幼虫11匹。
「前回 オオクワ餌にして失敗したの懲りてないんか」と言われてしまいそうですが、
ちょうど良い生き餌がいなかったんですよね(-.-;)
あとプラケの中サイズであれば親は3~4匹入れれば数的には充分です。
…正直あんまり産まなくていいかな。
思い入れがあるので細く長く続けたいだけなんです。
◾️2018年11月23日 セット①割出し
産卵セットから三ヶ月半が経過し、やっとセット①のケース側面に幼虫が。
クワ友さんの間でも秋口になって産み出したという方がほとんどでした。
やっぱ時季的な何かがあるんですかね〜。
皆さん爆産しているようで今日本に何匹いるんでしょうねと。元は3匹のWILDと考えるとなんか嬉しいような誇らしいような。
結果は74匹でした。
つい1~2週間前に蛆虫サイズの初齢が見えてると思ったらあっという間に3齢です。
(2齢8匹、3齢66匹でした。)
親を10匹使ってるので74匹は決して爆産ではないですが、
飼育分には充分すぎる数です。
ちなみに親虫は10匹中9匹生存しておりました。
材にはほとんど産んでませんでしたが、やっぱり材周りから一杯出てきますね。
採れた幼虫は60ccプリンカップに個別管理。
◾️2019年1月4日 セット②割出し 【…お約束のアレ】
セット②の方はセット後早い段階でコバエが増え始めてしまい、
「あ〜こりゃダメだな」と思いつつも放置。
コバエって爆殖した後、臨界点を越えるとフッといなくなるんですが、
マットが劣化しきるのか、累代障害なのか、よく観察すると羽おかしいハエとかいますもんね。
コバエがいなくなったからか、
2018年12月20日にケース側面に小さな小さなラエビコリスの初齢幼虫が見え始めました。
ということで年明けてケースをひっくり返すと、
むむっ、
出たなサバイバー。
材からも コンニチハ。
♂56mmと、
♂55mm。やっぱ材飼育って綺麗だわ。
…ってベトナムヒラタの飼育記じゃないんですけど。
肝心の本命は幼虫10匹でした。
飼育数的には最高の数なんですけどね。
環境が悪かったのか親虫も18匹→10匹になっておりました。
前回のWF1世代の産卵セットでもそうでしたが、
生き餌が残ってしまっているとセットの結果も悪いですね。
ただ相関関係と因果関係は別。そもそもn数が少なすぎて相関関係があるとすら言えないけど。
・餌をきちんと食べないから産まないのか
・成熟が甘いから産まないし、餌もあまり食べないだけなのか
・大穴で餌幼虫(ベトナムヒラタ)に逆にラエビコリスが餌にされてしまっているのか
とにかく諸先輩方にお話を聞いても共通して言えるのは、
コバエ沸かせたらあかんぜよってことですかね。
親虫達、元気ピンピンでしたので再セットしてます。要らないって言ってたのにね。
もっと言うと前回のセット①の親虫達も再セットしてる。
つーかラエビに限らず、セットするクワガタが決定してなくても手が開くと空の産卵セットを作り溜めしてる。
脳がクワガタに寄生されてるので、産卵セットを作るように仕向けられてるんですね〜、ええ。
◾️2019年1月末 雌雄判別
昨年11月に割出したセット①の幼虫が一斉に蛹室を作り始めたので、
今年こそ、蛹のうちに雌雄判別することに。
ラエビコリスの成虫雌雄判別、未だに小型個体は全くわかりませんもん。
個別管理の幼虫40匹。
面白いことに纏め飼いしていなくても一斉に蛹室を作り始めます。
小分けしていても画像のような管理だと振動は伝わるので、
やっぱり時限的なものというよりかは
音(振動)でコミュニケーションをとっているんでしょうね〜。
ウチは管理温度低いですけど(約20度)、
最初の1匹が 蛹化して10日も経てば全部蛹化してる位の協調性です。
プリカから出して観察。
今回餌はカブトマットとライトマットLv3のブレンドです。
単一のマットだと菌糸生えやすいのと、マット混ぜると逆にマットの状態が安定するんですよね。
「ω」があるのが♂。チンコそのまんまですね。
「◎」なのがメス。
この判別結果をカップに記載しておいて、
羽化した成虫を見比べれば外見での雌雄判別のヒントが得られるかなぁと。
あとセットに10匹とか入れずに「2ペア」とかで効率良く投入できますしね。
…ひよこ鑑別師になった気分が味わえます。
ということで結果はまた春以降ですかね。
2018年4月羽化のWF2世代〜WF3世代の蛹化まで。
◾️2018年8月10日 産卵セット
一時は80匹強の成虫がいたのですが、
地道に販売したり、友人知人に配ったりでなんとか残り28匹まで減らせました(^_^*)
羽化後4ヶ月程経過しまして、これ以上は捌きにくいなってことで、
残りは2セットに分け、まとめて産卵セット組んじゃいました。
セット①。
コバエシャッター中サイズに産卵材2本完埋め、カブトマット硬詰め。
ラエビコリス成虫10匹に、
餌としてベトナムヒラタ幼虫10匹。
表面はコバエ繁殖防止にカラッカラの粗オガマット。
セット表面に熟度の浅い乾燥したオガマットを敷くの、コバエ繁殖防止に結構オススメです。(くぬぎ純太君とか)
コバエって防止策を講じていても不織布フィルターに産卵管突っ込んでマット表面に卵落とすんですよね。
表面が乾燥していると卵が孵らないですし、もし発生してもコバエの繁殖サイクルが遅くなるので爆殖が防げます。
セット②。
コバエシャッター中サイズに産卵材2本ほぼ完埋め、カブトマット硬詰め。
ラエビコリス成虫18匹でハムナプトラ。
餌としてベトナムヒラタ幼虫11匹。
「前回 オオクワ餌にして失敗したの懲りてないんか」と言われてしまいそうですが、
ちょうど良い生き餌がいなかったんですよね(-.-;)
あとプラケの中サイズであれば親は3~4匹入れれば数的には充分です。
…正直あんまり産まなくていいかな。
思い入れがあるので細く長く続けたいだけなんです。
◾️2018年11月23日 セット①割出し
産卵セットから三ヶ月半が経過し、やっとセット①のケース側面に幼虫が。
クワ友さんの間でも秋口になって産み出したという方がほとんどでした。
やっぱ時季的な何かがあるんですかね〜。
皆さん爆産しているようで今日本に何匹いるんでしょうねと。元は3匹のWILDと考えるとなんか嬉しいような誇らしいような。
結果は74匹でした。
つい1~2週間前に蛆虫サイズの初齢が見えてると思ったらあっという間に3齢です。
(2齢8匹、3齢66匹でした。)
親を10匹使ってるので74匹は決して爆産ではないですが、
飼育分には充分すぎる数です。
ちなみに親虫は10匹中9匹生存しておりました。
材にはほとんど産んでませんでしたが、やっぱり材周りから一杯出てきますね。
採れた幼虫は60ccプリンカップに個別管理。
◾️2019年1月4日 セット②割出し 【…お約束のアレ】
セット②の方はセット後早い段階でコバエが増え始めてしまい、
「あ〜こりゃダメだな」と思いつつも放置。
コバエって爆殖した後、臨界点を越えるとフッといなくなるんですが、
マットが劣化しきるのか、累代障害なのか、よく観察すると羽おかしいハエとかいますもんね。
コバエがいなくなったからか、
2018年12月20日にケース側面に小さな小さなラエビコリスの初齢幼虫が見え始めました。
ということで年明けてケースをひっくり返すと、
むむっ、
出たなサバイバー。
材からも コンニチハ。
♂56mmと、
♂55mm。やっぱ材飼育って綺麗だわ。
…ってベトナムヒラタの飼育記じゃないんですけど。
肝心の本命は幼虫10匹でした。
飼育数的には最高の数なんですけどね。
環境が悪かったのか親虫も18匹→10匹になっておりました。
前回のWF1世代の産卵セットでもそうでしたが、
生き餌が残ってしまっているとセットの結果も悪いですね。
ただ相関関係と因果関係は別。そもそもn数が少なすぎて相関関係があるとすら言えないけど。
・餌をきちんと食べないから産まないのか
・成熟が甘いから産まないし、餌もあまり食べないだけなのか
・大穴で餌幼虫(ベトナムヒラタ)に逆にラエビコリスが餌にされてしまっているのか
とにかく諸先輩方にお話を聞いても共通して言えるのは、
コバエ沸かせたらあかんぜよってことですかね。
親虫達、元気ピンピンでしたので再セットしてます。要らないって言ってたのにね。
もっと言うと前回のセット①の親虫達も再セットしてる。
つーかラエビに限らず、セットするクワガタが決定してなくても手が開くと空の産卵セットを作り溜めしてる。
脳がクワガタに寄生されてるので、産卵セットを作るように仕向けられてるんですね〜、ええ。
◾️2019年1月末 雌雄判別
昨年11月に割出したセット①の幼虫が一斉に蛹室を作り始めたので、
今年こそ、蛹のうちに雌雄判別することに。
ラエビコリスの成虫雌雄判別、未だに小型個体は全くわかりませんもん。
個別管理の幼虫40匹。
面白いことに纏め飼いしていなくても一斉に蛹室を作り始めます。
小分けしていても画像のような管理だと振動は伝わるので、
やっぱり時限的なものというよりかは
音(振動)でコミュニケーションをとっているんでしょうね〜。
ウチは管理温度低いですけど(約20度)、
最初の1匹が 蛹化して10日も経てば全部蛹化してる位の協調性です。
プリカから出して観察。
今回餌はカブトマットとライトマットLv3のブレンドです。
単一のマットだと菌糸生えやすいのと、マット混ぜると逆にマットの状態が安定するんですよね。
「ω」があるのが♂。チンコそのまんまですね。
「◎」なのがメス。
この判別結果をカップに記載しておいて、
羽化した成虫を見比べれば外見での雌雄判別のヒントが得られるかなぁと。
あとセットに10匹とか入れずに「2ペア」とかで効率良く投入できますしね。
…ひよこ鑑別師になった気分が味わえます。
ということで結果はまた春以降ですかね。
コメント
コメント一覧 (2)
パイロンさん
こんばんは
ヒョウタンデビューおめでとうございます。
無事に成功しましたら次は台湾のヒョウタン行ってみてください。
生き餌入れると数十秒で捕食するくらいでなかなか面白いですよ。