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前回WILDからブリードしたアラガールホソアカクワガタ、
初回飼育のWF1は55.5mmという中途半端なサイズで終わってしまいました。

もう一回挑戦してみたいなぁなんて思ってたのですが、
タイミングよくTwitterで格安販売を見つけ、大型めざしてワンモアセッ。


◾️2018年6月21日 ボトル投入

と言うことで幼虫15頭を入手。
3,000円ってメッチャ安いですよね。
産まないかもしれない産卵セットを組んで〜2ヶ月待って〜割り出して〜って
考えるとめんどくさいから中々スタート切れないけど、
「初齢で売ってくれるなら喜んでやりたい!」、
アラガールの2回目はまさにそんな感じの虫でしたので最高でした。しかも安い。
カルコソマとかセアカフタマタとかもそんな感じなんすよね。初齢なら喜んで買いまっせ。

サイズ狙いなので若齢からやりたいなぁってことで、
初齢いたら是非という要望にも快く応えていただきました。
つかささん、ありがとうございましたm(_ _)m

詳細は以下の通り。

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産地:パラワン島 ガントン山
累代:CBF3
備考:親サイズ♂37mm×25mm
   2018/5/20割出→5末孵化 
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今回は800ccクリアボトルに自作マットを詰めたもので飼育。
計画としてはメスは800cc1本で、
オスは800cc→2000ccでの羽化を計画。

他に ちびレコードが狙い目に感じていたのもあって、60ccプリカでも数頭。

◾️2018年10月19日 ボトル交換

1本目投入から4ヶ月。
オスのみ選別して800cc→2000ccに交換。
 
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最大は8.2gで7.3g、7.0g、6.9g、6.8g、6.2g、5.6gという感じ。
前回の飼育は「1本孵し」で体重測定しませんでしたので、
8gが大きいのか小さいのかわかりませんでしたが、
ちょっと交換遅かったかなぁという印象。

夏場にエアコンの故障や諸事情で26℃〜の時期が続いたのもあり、
まだ体色が黄色いわけではないものの、
なんかもう脂肪のつき方的に引っ張れなさそうな感じで、
2本目の2000ccの餌の状態が最適な状態になる前に蛹化しちゃうんだろうなぁと。

1本目の800ccは全部食わせなくていいから、
3齢初期を少し過ぎた辺りでもう少し早く交換するか、
やっぱり最初から1500cc-2000ccで1本孵しした方が良かったんですかねぇ。

◾️2019年1月〜 蛹化〜羽化

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あちゃー、もう蛹室作ってるなぁなんて思ってはいたんですけども、
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案の定、ボトル交換から3カ月ほどで羽化。

前蛹や蛹の期間を考えると、2本目投入後すぐに蛹室作成っていう感じ。
あぁマットが勿体無い。
(それでも8月以降は安定して18-20℃で管理していたんですけどね↓)

人それぞれ向き不向きがあると思うんですが、
我が家の場合はキクロの2本目を成長ボトルにするのが難しい…。
ただ、思ったよりハサミムシでもなかったり。

◾️2019年4月 結果&撮影

体も固まりましたので計測、撮影。

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体固まるの待ち過ぎて数頭落ちてしまったんですが、
左から56mm、54.5mm、53.5mm、51mm、43.5mm。
(他落ちてしまったのが52mm、46mm)

個人的な意見、同じ環境で飼育してるにも関わらず、
結果にバラツキが出る時って交換タイミング外してるんですよね。
幼虫任せの、魚釣りでいう「向こうあわせ」の飼育になっちゃってるから、
「たまたま餌に適応できた」とか、
「同日での一斉餌交換で交換タイミングがたまたま良かった」とかの
個体だけはまあまあなサイズになるものの、全体的には小さめっていう経験論↓

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今回最大の56mm。
前回飼育より0.5mmの微更新(笑)

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↑これが前回飼育の55.5mmで、
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こっちが今回の56mm。
「画像使い回しじゃねーか」ってくらい変わらないんですけど、

よく観察すると0.5mmの差ながらも
前回の個体よりは頭楯も歯型も発達good↑
良いとこ見るようにしないとね、うん。

前回1♂しかいなかったのでよくわからんかったんですけど、
今回も上は55mm前後に纏まってはいる辺り、
この辺が今の自分の実力でもあるんだろうなと。

…でっかい大歯型出したいんですけどねぇ(^_^*)

何かしら温度トラブルに見舞われる辺り、
(実際「通年通して安定した環境で飼う」…これが一番飼育の難しいところだと思うんですけど)
これは「ワインセラーを買え」という神の啓示なのかもしれないです。

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一応ブログ的にはサイズによる歯型変化のグラデーションも面白いと思うので、
以下飼育データと共にご紹介。

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①♂56mm
2018年  6月21日 2齢   800cc自作マット
2018年10月19日 3齢8.2g 2000cc自作マット
2019年  1月23日   蛹5.4g 
2019年  1月29日   羽化 

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②♂54.5mm
2018年  6月21日 2齢初期 800cc自作マット
2018年10月19日 3齢6.8g 2000cc自作マット
2019年  1月23日   蛹4.7g 
2019年  1月30日   羽化 

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③♂53.5mm
2018年  6月21日 2齢   800cc自作マット
2018年10月19日 3齢7.3g 2000cc自作マット
2019年  1月中旬   羽化 

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④♂51mm
2018年  6月21日 2齢   800cc自作マット
2018年10月19日 3齢6.9g 1400cc自作マット
2019年  1月23日   蛹4.4g 
2019年  2月  8日   羽化 

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⑤♂43.5mm

2018年  6月21日 2齢   800cc自作マット
2018年10月19日 3齢5.6g(♀斑有りで疑問ながら♂認定) 2000cc自作マット
2019年  2月中旬  羽化 

⑥♂52mm(画像なし)
2018年  6月21日 2齢   800cc自作マット
2018年10月19日 3齢7.0g(黄色っぽい) 2000cc自作マット
2019年  1月下旬   羽化 

⑦♂46mm(画像なし)
2018年  6月21日 2齢   800cc自作マット
2018年10月19日 3齢6.2g 2000cc自作マット
2019年  1月21日   羽化 
 
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メスは割愛。MAX28.5mm。
偶然ですが今回初齢で届いた個体は全部メスになってしまいました。
なんだか申し訳ないです。

ただ0.5mmサイズアップでも嬉しいものでございます。
チャレンジしてみて良かったなと。
ただ50中盤ではまだまだ刻むようなステージの話でもないと思うので、
「泣きのもう一回」やりたいですね。 

◾️2019年4月2日 産卵セット

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ってことで、もう1サイクルやりたいなってことで、
56mm(左)と54.5mm(右)のどちらを種親にしようかなと。
歯型の発達具合的には54.5mmの方が大歯型に近いし、
ぱっと見だと右の54.5mmの方が全然大きく見えるっていう。

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↑の左の個体にノギスを当てた状態。
そもそもこの辺の種類って頭や顎の垂れ具合もあって、
写真だとサイズ感も伝わりにくいんですよね。
ノギス当てるようなサイズじゃないですけど一応。
内股で膝の間にノギス挟んで一生懸命写真撮ってるのって側から見たらかっこ悪いよねっていうどうでもいい小話。


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迷った挙句♂56mm、♂54.5mm、♀28.5mmのトリオで同居セット。

メスは10月羽化で3ヶ月の羽化ズレなんですが、
キクロのメスって幼虫時の飼育環境と羽化後のケア次第では、
半年位の羽化ズレなら気にならない程度には長生きしてくれるんですよね。

小型のプリンカップ飼育やマットが後半粉状になってるとかだと、成虫になってから冷やしたりしても2−3ヶ月で死んじゃいますけどね。
私も最初はメタリやエラフスのメスで1年半生きるとか信じられなかったですけど生きるんだなコレが。
キクロの寿命って飼育環境や飼育方法次第では飼育者間で話をしてて全く話が噛み合わない例の一つだと思うんです。
「きちんと飼うと足の強さ全然違うよね」ってのはみんな共通認識でわかると思うんですけど。


ということで無事に採れたら、もう一回オカワリでございます。
採れても採れなくても幼虫買おうかなぁ。

◾️番外編 ちびレコード狙いはどうなったんって話

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26.8mm。60ccでの1本孵し。24℃位。
ちびレコード狙いにした5匹の中で一番小さかった個体。

応募時点のレコード表が30.6mmだったので、
むし社さんにメールで応募したら、まさかの「もっと上がきてます」とのこと。

んで、
71号見たら新レコードホルダー、
まさかまさかの方じゃないですか。

おめでとうございます♪( ´▽`)
飼育コメントでは偶然の産物とのことでしたが、充分すごい記録と思います。
むし社さんの「最小限界は最大の3分の1理論」で言っても
アラガールのMAXが74mmですから限界近辺かなと。
私は狙って飼育してコレですから。

…狙って外すと虚無感がやばいのが ちびレコードなのですが、今回はネタ的に面白いなぁと。

ちびレコード企画、狙って飼育する変人はまだまだ少ない企画だと思うのですが、
純粋に「どこまで小さくなるか」って私は興味あります。

ということで皆様もぜひ色々応募しましょう!