既にご存知の方も多いかもしれませんが、
本日発売のBE-KUWA81号にて、(書店発売日)
今年もレコード認定頂けました。
ということで毎年恒例になっているご報告です。

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画像の通り4種類認定、1ページジャックに成功しました☺️
また既に持っていた6種類の防衛も成功、
おかげさまでレコード登録トータル8種類となりましたm(_ _)m
いつもお世話になっているブリーダー様、業者様、この場を借りて感謝申し上げます。
あとこんなんだ〜れも気にしてないと思いますけど2019年以来の二度目の最多勝✌️(4勝。最多勝タイ)

■自分の応募の話

いち参加者としての感想。
無事獲れたものだったり、駄目だったものだったりを箇条書き。

○メリディオナリス
カワラ菌糸辺りで飼育して嵌ってしまえば簡単に抜かされそうな気もします。カワラ臭いからやだけど。
○アクミナートゥス(原名亜種)
三年越し。やっと野外最大クラスなのでまだ伸びるはず。継続。死にかけ応募してゴメンナサイ笑
○チェリフェル
小さいですけど現在出回っているネシア系で超えるのは厳しいかなぁ。
○バンガイエンシス
これはかなり頑張った。次42mm出さないと更新できないことを考えると嫌になってきますが好きなので続けます。
×インプレッシコリス
毎年超えそうで超えない34mmの壁…
×ミンダナオネブト
レコード超え確信してたんですけどで蛹で死亡😭
×ヤンソン
迷って抱き合わせで応募したあげく結局0.1mmで競り負ける😭有澤さん本当におめでとう。 
×ギラファホソアカ
overしたもののコンマ数mm足りず。今ロットは行けてそうかも。
×クプレオニテンス
コンマ数mm足りず。今蛹のは多分超えてる。
×ディキピエンス
先日の飼育記の通り。既にボトル投入しましたが次回締切迄に羽化するかなぁ。

他にも8月の締め切り以降、
既にいくつかレコードオーバーが出ているんですけど、
来年10月に掲載されるまでわからないのがBE-KUWAレコード。

来季は上記+10種位に力を入れて、
8種登録目標で念願の見開きジャックを狙おうかなぁと思います。

■全体の話

「これ狙えるだろうなぁ」と思っていた種類が今回かなり更新されましたね。
ビシグナートゥスの応募数のくだりはそれを象徴する話かなぁと。
2年前の2019ver反省会にて
「今後はレコードを拾いにいく人が増える」という話をしたんですけど、
まさにその通りになってきたなぁと。 
自分も好きなネブトで狙いつつ、今後も毎年最多勝争いをしたいなぁと。

■審査員の話 一切無言も考えたんですけどやっぱちょこっとだけさせてください

審査員の話と言いつつ、
審査の中身の話は一切するつもりはありません。
そんなん興醒めもいいとこですので。

ご存知の方もいるとおり
今回僭越ながらレコード審査員を務めさせて頂きました。
さしあたって、まずは発表まで誰にも言わないようにしようと。
仲良くさせてもらっているブリーダーさんにも
審査員の話は一切何も言ってませんでした。
BE-KUWAの予告ページで驚かれた方もいるかと思います。
驚かせてしまってすいません。
BE-KUWA編集部の方にとって私は所謂「ネットの世界の人」「ブログ界隈の人」だと思います。
SNS隆盛の昨今、そこから選ぶというリスクをとっていただいたことに
報いることの最初の一歩が何も言わない語らないことだと思いました。


毎年4~5種類レコードを出し続けていけば、
いつかお呼ばれする時が来るかなぁとは
思っていたのですが、まさかまさかの今年でした。
あくまで個人的な推測というか思い込みですが、
今年はネブトの応募が多かったこともあって委嘱頂いた部分もあると思い、
求められていることは何なのかということも(勝手に)意識して
私には荷が重いと思いながらも、出来る限り精一杯やったつもりです。

レコード審査って
メジャーマイナー問わず、
様々な属の何百種ものクワガタを、
星評価という0.5刻みの数字でカテゴライズしていくわけです。
それぞれ属によって色んな難しさがある中で、
ある意味乱暴な行為と言えると思うのですが
特定の分野に精通しつつも、全体も幅広く触っていないと偏差は出せない訳で。
前段として審査員プロフィール欄に使う飼育種数を数えるため大図鑑片手に
エクセルで全部打ち込んで数えていったわけですがこの作業も地味に大変だった…。

そもそも「人様の飼育した個体を審査する」って本当に難しいことだと思うんですよね。
これは応募者が飼育コメント内で工夫や困難さ、隘路事項を審査員に伝えることも同様だとは思いますが。
最終的に誌面に載る審査コメントの陰には、
誌面の都合等で使われなかった沢山の審査コメントが埋もれています。
批評しか載っていなくても絶賛している人もいるかもしれません。
レコード登録されている時点で当然に凄いんです。「凄い」「大きい」とかのコメントは載りにくいですよね。
オブラートに包まれた部分もあるかもしれません。

編集部の方々におかれましても
生体の受発送などの運用面は勿論、
各審査員の様々な意見を纏めて、
全体のテーブルバランス、
過去未来のバランスを含め調整することに大変苦悩されていると思います。

来年以降 審査員を任されるかどうかはわかりませんが
いち参加者としても今後は
「【誌面には載らずとも】という部分を推し量れる、慮れるかな」という部分で
とても貴重な経験、勉強をさせていただきました。

最後に、
この度レコードを獲得された皆様、
本当に、本当におめでとうございます。

応募された方は、
発売のその日まで掲載されているかどうか不安とドキドキで一杯だったことと思います。
今回私は自分のドキドキこそなかったものの、応募された方々のツイートを見て「ちゃんと載ってるぞー」「大丈夫だぞー」と心の中で唱えてました。

予告ページの公開後、
私がレコード審査員をしていることがわかった後も、
掲載(審査)結果を聞かないことは勿論、
話題に触れないでいただけたご配慮にも深く感謝いたします。

発売後はお祝いのDM等頂きました、
またその中でも様々なお気遣い、ありがとうございます。
 
BE-KUWA飼育レコードは
レコードコンテスト企画があるからこそ飼育を続けられていると言っていいくらい、
毎年楽しみにしている企画です。
いろいろな考えがあると思いますが、
いち参加者として今後も末長く続いてくれると良いなと思います。

改めまして、 
レコードを獲得された皆様、
本当に本当におめでとうございます。
来年もTwitterのタイムラインが皆様のレコード獲得ツイートで埋まりますように。
私も頑張ります( ̄▽ ̄)b 
この度はありがとうございました。