前回飼育の1サイクル目ではレコードオーバー個体が羽化したギラファホソアカ。
期待の2サイクル目。
■2020年11月25日 産卵セット
手元でプリカ羽化した小型の♂35.5mm(WF3)に、
購入した同産地♀25mm×2匹(CBF1)でセット。
他にも大型オスや自前♀を使用していくつか産卵セットを組んだのですが
結果的に安定的な数が採れたのは
この期待できそうにない親サイズの組み合わせだけでした。残念。
■2021年2月13日 割り出し
幼虫28匹、卵3個。
採れた幼虫は頭部の張り艶で健康そうな個体を選別して
18匹を単独飼育で1500cc自作マットへ。
今回は2サイクル目なので喰い方、幼虫期間も把握済。
前回の反省点も踏まえた上での2サイクル目。だったんだけどねぇ。
■2022年 1月 撮影・羽化個体紹介
2021年10月〜11月頃にかけてオス個体が羽化。
以下紹介。
①♂62.5mm


今季最大個体。
蛹の時点では前回飼育の63.8mmより重かったのですが、
随分と不格好なスタイルに。
②♂60.5mm


次点。
③♂59.5mm


ここからどんぐりの背比べ。
④59mm


うん。
⑤59mm


はい。
⑥58.5mm


う〜ん。
⑦58.5mm


⑧57mm


⑨♂53.5mm


今季最小。
■まとめ
♂62.5mm
♂60.5mm
♂59.5mm
♂59mm
♂59mm
♂58.5mm
♂58.5mm
♂57mm
♂53.5mm
メスは概ね30mm弱で、
手元に残した個体でサイズデータのあるMAXが30.5mm。
(ほとんど未計測のままフリーサイズで販売してしまったので)
アベレージは前回飼育より良くはなりましたが、
色々期待外れというか予想を外した結果になりました。
アベレージを求める飼育はしていないというか、
予想では前回同様サイズは凸凹で玉石混合になるかなと思ってたんですよね。
その中で大きくなってくれた個体が65mm位いってくれたら良いなぁと。
スタイルも前回飼育より劣化してるんですよね。
画像で見ると60mmあるように全然見えない。まぁそういう虫なんですけど。
モンタネルスが2サイクル、
チュウが1サイクル飼育し終わったところなのですが、
どうもこの辺のホソアカは10頭飼育して10頭全てを大きくするのは難しいのかなと、
(≒小さい個体も羽化してきてしまうのは仕方ない)
ボンヤリとそう思ってたんですが、
今回のギラファの飼育でまたよくわかんなくなってきたというか。
飼育スタイルによって得意不得意の個人差はあるんでしょうけど
私が最近飼育した中の個人的難易度は
・ハサミムシを抜ける難易度【以下 難>易】
ギラファ>>>モンタネルス>>チュウ≧アラガール>エラフス
・飼育レコード近辺を出す難易度
エラフス=モンタネルス>>>>>>>>>>チュウ>>>アラガール>>>ギラファ
って感じですかねぇ。
自分という物差し以上のことは想像になるので予想半分ですし、
細かくいうとレコード近辺を出すこととレコードを規定値以上超えることには雲泥の差があるのですが。
ギラファはハサミムシを抜けるのは少し癖があるんですけど、
飼育レコードサイズが化け物かっていうと全然そうではなくて、
正直近辺ならペレメタで90mm位が出せるならみんな狙えるサイズだと思うんです。
野外レコードと飼育レコードに最も差があるホソアカが本種なので
当然っちゃ当然なのですが。スプレンディドゥスは置いておいて
逆にモンタネルスやチュウはハサミムシ抜けて喜ぶのは簡単だけども、
本当の大型を出すのはめちゃくちゃ難しい。
ここにもモンタネルスとチュウじゃ雲泥の差があるのですが。モンタネルスのレコードほんとすごい。
なんか本種については今後伸びしろ感じないなぁ〜という中で
今後どうするかって話なんですけど、
今の飼育方法で色んな種類を飼育してきた中で、
わかってきたというか、
知ってはいたけどここ数年確信に近づいてきたことが一つ。
サイクルを経るごとに結果が出てくる場合、
そうでない場合とで考えてみると
①自前で飼育した♀と自前で飼育した♂を掛けて採った幼虫
②自前で飼育した♀と外部からの♂を掛けて採った幼虫
③自前で飼育した♂と外部からの♀を掛けて採った幼虫
④親虫購入個体からの累代幼虫
⑤幼虫購入個体
①>②>>>③>>>④>>>>>⑤
でサイズが伸びる傾向があるんですよね。
親サイズの遺伝、親メスの状態を重視するか、餌慣れ、
色々あると思うんですけど
主要因は餌慣れだと思ってます。
マットだと意識しにくいですけど菌糸種よりマット種の方が餌慣れ重要かなと思ってます。
ということで、
来季は自前飼育の♂と自前飼育の♀でレコード超え狙うべということで、
・自前♂58.5mm×自前♀30.5mm、29.5mm、
・自前♂58.5mm×自前♀28.5mm
メインに、
外部調達メスと掛けたアウトラインも同時に飼育して、
仮説を検証・補強するような飼育をしていこうかなと。
既に幼虫確保できているので来季結果も楽しみです。
飼育してると
言い訳っていくらでも浮かぶと思うんですけど、
次回翌年その言い訳を潰してきて次サイクルに活きてくるのか、
毎回毎年いっつも同じ言い訳ばっかしてんなぁコイツとなるのか。
穴を埋めて答えに迫っていくというか、
マインスイーパの消去法的に潰していく感じというか、
飼育の財産が蓄積していく感じも個人的に好きなので、
今回については自分の理想が高かっただけでこれが今の実力。
また次世代に向けてワクワクできるのでこれはこれで良しなのです。
以下データ詳細。
期待の2サイクル目。
■2020年11月25日 産卵セット
手元でプリカ羽化した小型の♂35.5mm(WF3)に、
購入した同産地♀25mm×2匹(CBF1)でセット。
他にも大型オスや自前♀を使用していくつか産卵セットを組んだのですが
結果的に安定的な数が採れたのは
この期待できそうにない親サイズの組み合わせだけでした。残念。
■2021年2月13日 割り出し
幼虫28匹、卵3個。
採れた幼虫は頭部の張り艶で健康そうな個体を選別して
18匹を単独飼育で1500cc自作マットへ。
今回は2サイクル目なので喰い方、幼虫期間も把握済。
前回の反省点も踏まえた上での2サイクル目。だったんだけどねぇ。
■2022年 1月 撮影・羽化個体紹介
2021年10月〜11月頃にかけてオス個体が羽化。
以下紹介。
①♂62.5mm


今季最大個体。
蛹の時点では前回飼育の63.8mmより重かったのですが、
随分と不格好なスタイルに。
②♂60.5mm


次点。
③♂59.5mm


ここからどんぐりの背比べ。
④59mm


うん。
⑤59mm


はい。
⑥58.5mm


う〜ん。
⑦58.5mm


⑧57mm


⑨♂53.5mm


今季最小。
■まとめ
♂62.5mm
♂60.5mm
♂59.5mm
♂59mm
♂59mm
♂58.5mm
♂58.5mm
♂57mm
♂53.5mm
メスは概ね30mm弱で、
手元に残した個体でサイズデータのあるMAXが30.5mm。
(ほとんど未計測のままフリーサイズで販売してしまったので)
アベレージは前回飼育より良くはなりましたが、
色々期待外れというか予想を外した結果になりました。
アベレージを求める飼育はしていないというか、
予想では前回同様サイズは凸凹で玉石混合になるかなと思ってたんですよね。
その中で大きくなってくれた個体が65mm位いってくれたら良いなぁと。
スタイルも前回飼育より劣化してるんですよね。
画像で見ると60mmあるように全然見えない。まぁそういう虫なんですけど。
モンタネルスが2サイクル、
チュウが1サイクル飼育し終わったところなのですが、
どうもこの辺のホソアカは10頭飼育して10頭全てを大きくするのは難しいのかなと、
(≒小さい個体も羽化してきてしまうのは仕方ない)
ボンヤリとそう思ってたんですが、
今回のギラファの飼育でまたよくわかんなくなってきたというか。
飼育スタイルによって得意不得意の個人差はあるんでしょうけど
私が最近飼育した中の個人的難易度は
・ハサミムシを抜ける難易度【以下 難>易】
ギラファ>>>モンタネルス>>チュウ≧アラガール>エラフス
・飼育レコード近辺を出す難易度
エラフス=モンタネルス>>>>>>>>>>チュウ>>>アラガール>>>ギラファ
って感じですかねぇ。
自分という物差し以上のことは想像になるので予想半分ですし、
細かくいうとレコード近辺を出すこととレコードを規定値以上超えることには雲泥の差があるのですが。
ギラファはハサミムシを抜けるのは少し癖があるんですけど、
飼育レコードサイズが化け物かっていうと全然そうではなくて、
正直近辺ならペレメタで90mm位が出せるならみんな狙えるサイズだと思うんです。
野外レコードと飼育レコードに最も差があるホソアカが本種なので
当然っちゃ当然なのですが。スプレンディドゥスは置いておいて
逆にモンタネルスやチュウはハサミムシ抜けて喜ぶのは簡単だけども、
本当の大型を出すのはめちゃくちゃ難しい。
ここにもモンタネルスとチュウじゃ雲泥の差があるのですが。モンタネルスのレコードほんとすごい。
なんか本種については今後伸びしろ感じないなぁ〜という中で
今後どうするかって話なんですけど、
今の飼育方法で色んな種類を飼育してきた中で、
わかってきたというか、
知ってはいたけどここ数年確信に近づいてきたことが一つ。
サイクルを経るごとに結果が出てくる場合、
そうでない場合とで考えてみると
①自前で飼育した♀と自前で飼育した♂を掛けて採った幼虫
②自前で飼育した♀と外部からの♂を掛けて採った幼虫
③自前で飼育した♂と外部からの♀を掛けて採った幼虫
④親虫購入個体からの累代幼虫
⑤幼虫購入個体
①>②>>>③>>>④>>>>>⑤
でサイズが伸びる傾向があるんですよね。
親サイズの遺伝、親メスの状態を重視するか、餌慣れ、
色々あると思うんですけど
主要因は餌慣れだと思ってます。
マットだと意識しにくいですけど菌糸種よりマット種の方が餌慣れ重要かなと思ってます。
ということで、
来季は自前飼育の♂と自前飼育の♀でレコード超え狙うべということで、
・自前♂58.5mm×自前♀30.5mm、29.5mm、
・自前♂58.5mm×自前♀28.5mm
メインに、
外部調達メスと掛けたアウトラインも同時に飼育して、
仮説を検証・補強するような飼育をしていこうかなと。
既に幼虫確保できているので来季結果も楽しみです。
飼育してると
言い訳っていくらでも浮かぶと思うんですけど、
次回翌年その言い訳を潰してきて次サイクルに活きてくるのか、
毎回毎年いっつも同じ言い訳ばっかしてんなぁコイツとなるのか。
穴を埋めて答えに迫っていくというか、
マインスイーパの消去法的に潰していく感じというか、
飼育の財産が蓄積していく感じも個人的に好きなので、
今回については自分の理想が高かっただけでこれが今の実力。
また次世代に向けてワクワクできるのでこれはこれで良しなのです。
以下データ詳細。
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